「腐」です。
苦手な方は、回避願います。
S
* M ⇉ 雅紀 S ⇉ 翔 J ⇉ 潤
N ⇉ ニノ O ⇉ 大野
それから、一番直近の自分達のコンサートのDVDを一つだけ観た。
そこには、俺の知らない「俺」がいて、4人がいて、新鮮なのに懐かしいような気がして、こんなグループを作りたいって思った。
目が疲れて、シャワーを浴びて 仕方無くまた 迷彩柄のスウェットを着て、何だか腹が減って 冷蔵庫の中身を漁っていると、俺のマネージャーが来て、 俺にコンビニ飯を 買ってきた。
コンビニ飯が、ここまで美味いとは 思わなかった。
あまりの美味しさに、夢中で食べた。
食べ終わった頃に、LINEが鳴った。
チーフマネージャーから、 仕事の移動が 出来た旨が 伝えられた。
……1週間………。
……1週間で、元に戻る事が 出来るんだろうか……。
俺のマネージャーが 帰ろうとする所を、無理矢理 呼び止めた。
「あのさ…? 聞いても 良い?」
「はい。」
「…その…、 俺と 相葉の事って、 何処まで 知ってんの?」
「……正直に、言って 良いですか……?」
「……あ……いや……、 俺と 相葉って……、、」
マネージャーの言葉に、狼狽えた俺は 言葉を濁した。
「……いつも…、幸せそうでしたよ……。」
「…………。」
笑顔で答えたマネージャーの言葉に、嘘では無い事を知らされる。
「早く…、 戻れると 良いですね…。」
「お前の仕事が、無くなるもんな。」
「いや、なんやかんやで 忙しいっすよ。 相葉さんがいない時は、ご飯届けますんで。 他に何か、入用の際には 言ってください。」
その後、少ししてから 相葉が帰ってきたんだ。
「ただいま。 おそくなって、ごめんね。」
急いで帰ってきて、疲れた顔なんか見せずに 優しい笑顔を 俺に向けたんだ。