月読命〖S〗 30 | 櫻の葉色

櫻の葉色

左利きマジョリティ

「腐」です。


苦手な方は、回避願います。





S

*  M ⇉  雅紀    S ⇉  翔    J ⇉  潤   

      N ⇉  ニノ    O ⇉  大野








相葉が、声を上げて泣いた。




ずっと……、ずっと、俺の前で  笑っていた相葉が、堰を切ったように  泣き出した。



帰ってきた相葉が、食事をしていない事は すぐに分かった。





『相葉さんは、きっとご飯が食べられなくなる。』



ニノに、 言われた通りだった。





遅くまで仕事をして帰ってきたのに、俺の事ばかりを気にしていた。





俺は  餓鬼かもしれないけれど、子供じゃない。


だから、過剰に  心配なんかして欲しくなかった。



俺の為に 飯が食えなくなるとか 、絶対に有り得ない。


無理矢理  口に押し込むと、相葉は  突然 泣き出した。




だから  嫌なのかと思ったんだけど、大声で泣いて、盛大に鼻をかみ、目も鼻も 真っ赤になって……、、




「自分で食えよ」 とフォークを 渡そうとする俺に 首を横に振り、俺がケーキをフォークに刺すと、恥じらいながらも 口を開けて 俺を待った。




……何で……、、    俺が………。




そう思いながらも、俺は  ケーキをフォークに刺して、 相葉の 口へと運び続けた。




……まるで……、  鳥が   餌付けするみたいに………。




相葉は、真っ赤な顔で 嬉しそうに  ケーキを食べた。





………何か……、大人のくせに……、可愛いな………。





10歳以上も違う 年上の相葉に、複雑な感情を抱き始めていた。




ニノに言われた事が、頭を過ぎった。





『……ずっと…、好きだったんだろ……?』





そんなの、知らない。



相葉なんて、ちゃんと話した事さえ無かった。


それ以前に、男だ。




「好き」って……、    何だよ………。




俺も  相葉も   男なんだ。

 



………だから……、有り得ねぇ………。















❀❀❀❀❀コメント返信❀❀❀❀❀
❀  コメントありがとうございます。
こんばんは。  初めてコメント、頑張ってしてくれたんですね。 ありがとうございます。 嬉しいです。
ラブシーン?  エロ?  ありがとうw。   そんなにエロw?いものは、書いていないと思うのですが、本当なら 限定にするべきなんだと思います。  立派な書き手様は、キチンと節度を持って アメンバーさんを管理して運営なさっているんですよ。  本来ならば、そのような書き手様の行動が正しいのです。  申請すれば、素敵なお話を 沢山読ませて頂けると思うのですが、なかなか勇気がいるものだったり 難しかったりですものね。    私も「あぁ、きっと素敵な内容が書かれているはず…」と思いながら、飛ばし飛ばしで 読ませて頂いていますのでwお気持ち分かります。 
にのあいさんが、お好きなんですね。   私も、好きですよ。
「にんぎょひめ」読んでくださったの?     凄く嬉しい。   好きになってくれてありがとう。
うわっ!  本当に!?   モデルズも、好きになってくれたの??
この前、モデルズ少数なんだ…って悲しまれていた方がいらっしゃいましたよ?    きっと、喜ぶと思います。   モデルズ、良いですよね。   是非、これからも、好きになってくださいね。  
あはは…、、  「重なる想い」の続きですよね。  沢山の方から、続きをと仰って頂いております。  凄く嬉しいです。    ……が、だいぶ お待ち頂くようになるかも……。。    自分でどんな話を書いたか、全く覚えておりませんで……。   ごめんね?     読み直す気力が残念ながら…。。   いつか、喜んで頂けるように頑張りますね…w。
素敵なコメントを頂いて嬉しかったです。 中身のない文章などでは、決してありませんよ。 幸せな気持ちになりました。 貴女も、お身体ご自愛くださいね。  ありがとうございました。