「腐」です。
苦手な方は、回避願います。
M
* M ⇉ 雅紀 S ⇉ 翔 J ⇉ 潤
N ⇉ ニノ O ⇉ 大野
「でも 本人が若返ってるんだし、今の記憶だって 残ってたって良くない?」
「……うん……。 今の おれたちのことは、わかんないみたい…。 きおくもぜんぶ、17のままみたい…。」
「……多分… 若返った訳じゃ、無いからだよ……。」
「……え……?」
「17歳の翔やんが、何かの歪みで2013年に来たんだ。」
「そんな事って…っ!?」
「じゃあ…、2013年の しょおちゃんは…?」
「……分からない…。」
「でも、それなら 説明もつくかも……。」
「……しょおちゃん…、だいじょうぶ なんだよね……?」
もし、入れ替わって 17歳の翔ちゃんが現れたのなら、今の翔ちゃんは 1999年にいるって事なのかな……。
それとも…、全然違う場所にいるのかな……。
………翔ちゃん……、辛い気持ちになってないかな…。
大丈夫なのかな……。
でも 此処にいる「翔ちゃん」も、本物の翔ちゃんなのは、間違いないんだから……。
………どうなっちゃうんだろう………。
翔ちゃんも、「翔ちゃん」も、大事なのに……。
「翔くんは、 どう思う…?」
「……有り得ない事 だけど…、アンタ達が 嘘を言ってない事は 分かったよ…。」
「でも、言われれば 面影あるでしょ? 歳は 確かに取ったけどさぁ、 あんまり 変わってないと思うんだけどな…。」
「……松潤は…、違う……。 濃いけど…。」
「ははっ。 よぉく見たら、まつずんも 可愛いんだぞ。 もう 目も、眉毛も、松本潤でしか無いだろ?」
「な…っ///。 大野さんっ、変な事 言わないでっ!」
「相葉ちゃんも、綺麗に なったろう? よく、見てみなよ。」
「りーだぁ///!?」
「……男に…、綺麗とか……、、。 意味 分かんねぇ…///。」
「……その言葉…、まんま 31歳の翔くんに、聞かせてやりたいね……。」
リーダーの言葉に、皆が うん、うんと頷いているけれど、「翔ちゃん」は 機嫌が悪そうに、 そっぽを向いて 不貞腐れている。
「でも、良かった…。 案外に、この状況が 飲み込めてるみたいだね…。」
ニノが「翔ちゃん」に声を掛けると 大きな溜息を吐いて、両手を挙げて 自嘲気味に笑った。
「……信じたくは無いが、…ドッキリにしては、質が 高過ぎるだろ……。」