「腐」です。
苦手な方は、回避願います。
M
* M ⇉ 雅紀 S ⇉ 翔 J ⇉ 潤
N ⇉ ニノ O ⇉ 大野
5人だけになった空間で、リーダーが 一番に 口を開いた。
「あぁ、本当に 翔くんだ。 やっぱ、可愛いなぁ。」
「はっ? オッサン誰?」
「おお、ヒドイなぁ。 さすが、 イキってた頃の 翔くんだねぇ。」
流石、リーダー。
「翔ちゃん」のガンつけにも怯まず、飄々と笑ってる。
「さくらいくん…。 りーだぁ…、、おおちゃ… じゃなくて…、おおのくんだよ…?」
「……え…? 大野って……、智くん…?」
「んふ。 そう。 じゃ、この人 わかる?」
リーダーが、隣に座っている ニノの方を指差した。
「……もしかして……、 ニノ?」
「はい、ご名答。」
「……あんま…、 変わんねぇ……。」
「俺は…? 俺の事は分かる? 翔さん。」
「………誰…?」
「………松本潤…。」
「おいっ、嘘だろ!? 全然、可愛くねぇ…。」
期待を込めて名前を聞く潤に対して、メチャメチャ冷たい顔で聞き返されて、貞腐れるように名前を名乗ると、「翔ちゃん」が、あまりの変わり様に吃驚して 思わず言った言葉に、潤がショックを受けている。
「あは。 まつずんは 、一番 変わったからなぁ。」
「嵐って、分かる?」
「……何で…、まだ 公には…。」
「嵐は、この5人だろ?」
「………え…、マジで…? 結局、あの クソダサい名前で やってんの…?」
「……酷ぇなぁ…、言い方。」
「全然、違和感 無くなったよ?」
「……公にはって事は…、デビューの前かぁ…。」
「ドレッド、ほどけって言われたんだよ…、、。」
「あったねぇ! 懐かしいなぁ。」
「学校、大変な時期だもんな。」
「翔くん、皆勤賞 取れなくなるぞ。」
「はぁ!? マジで? 最悪だな。」
「尖ってんのに、やっぱ真面目だよなぁ。 今の翔やんに、会わせてあげたいね。」
「翔くん、若いなぁ。 可愛いなぁ。」
「……おじさん、そればっか……。」
皆が、「翔ちゃん」を受け入れてくれたお陰で、「翔ちゃん」も 何だか普通に話始めている。
……良かった………。