ラストノート 【スピンオフ/櫻井接近編 】17 | 櫻の葉色

櫻の葉色

左利きマジョリティ

❀ いつもありがとうございます。   【接近編】これで最後となります。

ありがとうございました。 後ほど今後のお知らせ致します。


櫻井さん、やっぱり寒いよ…。  貴方のせいよ…w。





「腐」です。


苦手な方は、回避願います。







「キス、 する?」




向かい合い 抱き合って、顔を近付け 唇 を寄せる俺から、視線を逸らして 恥ずかしがる雅紀に 興奮する。




「………///。」



「ねぇ、  シて  良い……?」



「……言わない……///。」



「スるよ……?」



「だからっ、、      …っ、ん、、、   ふ……っ、   ん、、」




雅紀の髪を掻き上げ、往生際の悪い 唇 が開いた瞬間に 舌 を 捩じ込む。



甘い唾液がアルコールと混じり、媚 液となって体内に 浸透していく。


戸惑う雅紀の 舌  を突き、混ざり合う事が出来る 快  楽を 催促する。




「……雅紀…、、    舌…、頂戴…。  …こう…らよ…?」



「っ、ふぁ…っ、、ぁ、んん、しょ…っ、、はぁ、ぁ、む…っ、、ん、ぁ、、」




飲み込みきれない 唾  液を垂らして、必死に 絡み付く  舌は、極上のシロップに 漬け込まれたみたい。




「……上手…っ…。 」




息を吸うのも吐くのも勿体なくて、雅紀の 全部を掻き混ぜるように  舌  を絡め  吸い上げて  飲み込む。




「しょ……っ、、  ゃ、、ん、、  ぁ、、     は…っ、ぁ、はぁ、はぁ、、、」




痺れた身体を俺に預け、息を整える 雅紀の背中を擦った。




……まだ、足りない……。



全然、足りないよ……?





「…は…ぁ、、…雅紀……、、もっと……、、」




再び引き寄せ  顔を近付けた瞬間、ヴーヴー、ヴーヴー、、いきなり鳴続けるバイブ音に、突然 邪魔されて 顔を顰める俺を、乱れる息を 必死に整えていた雅紀が  心配そうに見上げた。




「な…  にっ、、   しょおちゃん……、、なに  か…、、 」




………良いところなのに………。


舌打ちをして  スマホを取り出し、中身を 確認する。



スマホの 時計表示が、12時を過ぎていた。




「………あぁ……。」




何かあったのかと不安な顔をする 雅紀を 抱き締め、再び  舌 を絡ませる。




「っ、ん、、しょ……、、ぁ、な  に…?       ん…っ、、 ど……  し…っ、、 だいじょ…   ぶ  なの?       ん、ふ、、っ、、    スマホ が……、、」




苦しそうに、言葉を 途切れさせながらも、俺を 心配する 雅紀をゆっくりとソファに押し倒して、一斉に 入ってきた LINEの意味を伝えた。




「大丈夫だよ。      今、24に なった。」



「……え…?      ……な  に…、、」



「本日、1月25日。    私、 誕生日を、迎えました。」



「あ、え?    いま…?       きょう??     うそ…、、すごっ、  びっくり、、  おめで  とぉ!!      、、   っ、、  ん、、  ちょ…、、ぁ、、 ん…、、」




雅紀の身体をソファに 縫い付け、首筋に シルシを 刻む。



今日が、忘れられない  記念日。

誕生日が始まった瞬間から、雅紀との時間が動いた奇跡。




瞳を潤ませて 飲み込みきれない 唾液を 垂れ流した  半開きの  唇で、一番最初に 俺に  言葉をくれた雅紀に 俺の本心を 打ち明けた。




「雅紀。     今までで、  一番幸せ……。   心から…、愛してる。」