ラストノート 【モデルズ】 191 | 櫻の葉色

櫻の葉色

左利きマジョリティ

「腐」です。


苦手な方は、回避願います。








「本当に?     ちゃんと、出来る?」



「え?     あ…、 うんっ、、がんばるっ!」





揶揄うように覗き込んだ俺に向かって、真面目に背筋を伸ばして答える まー。



何をお願いされるかも分からないのに、純粋に  迷いなく受け答える まーの姿に思わず口元が緩む。



笑いを堪えて、緩む頬に手を当てて首を傾げる。




「……本当 かなぁ……?」



「……え、うんっ、ホントだよ?    ちゃんと  やるってば。」



「へぇ?」




ニヤつく顔を堪えられずにいる俺を見て、流石の まーも 面白くないと頬を膨らませた。





「なに?     なんなの!?      ヤなかんじっ!」



「ふふ、  ゴメン。」




やっぱり ずっと、 まーと 一緒に居たいな……。


まーの傍に、居たいな。



馬鹿だな。  俺は。





「じゅん?」



「まーには、感謝してる。」