専守防衛というものはかたちを変えた神風特攻だ。自衛隊、海上保安庁などに感謝しよう。 | 空気の意見 

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過去の規制緩和による捻れた競争社会に、公正な競争を導入し、不当な競争から労働者を保護しよう! 介護福祉は国営化。国が労働者管理機構をつくり、労使へのアクセスとバックアップ、フィードバックを強化し、労働者達へのセーフティーネット強化の土台をつくろう。

 小沢の国連待機部隊は隊員が集まるのかすらあやしいと思う。
警察や消防などから募集するということになっているはずだが、
自主的に応募するような人間が果たしてどれだけいるのかさっぱりわからない。
だいいち紛争地域や戦争地域へ投入するにしても訓練はどうするつもりなのか?
自衛隊はアメリカ軍から対テロ戦の指導訓練を受けているが、
例え警視庁のSATであろうとも自衛隊より劣ってしまうのは明らかだ。
劣らないにしてもとても人数が足りない。
部隊の人数は何人を予定しているのかよくわからない、
そもそも装甲車などの正面装備はどうするつもりなのだろう。
指揮車や装甲車などの移動時や応戦時の連携も訓練が必要だろうに。

 いまでは海外派遣された部隊の活動が数多く映画化されているからDVDでも借りるとみればいい。
アメリカのブラックホークダウンに、イタリア部隊の映画もあるし、コソボ等の映画もある。
最近のニュースではアフガニスタンへの派遣部隊に被害が出たというのもあった。
彼らは軍事訓練を受けているからまだ対応もできるが、それでも死傷者は出てしまうのだ。

 そもそも国連活動ならば憲法に抵触しないのなら自衛隊でいいじゃないか。
「国連待機部隊」という名前になれば憲法にも抵触しないというなら自衛隊の名称をそっちに変えればいいだろう。
国連部隊や国連活動の、錦の旗を振れば問題ないなんて頓珍漢な解釈だ。
九条には「~国際紛争を解決する手段としては、~」と記載されているじゃないか。
自民党でさえ「自衛」や「後方支援」という建前があるのに、
小沢はいきなり日本の国連待機軍に「交戦」でもさせる気か?
自民党と同じ建前のつもりならば自衛隊でも十分のはずだ。
平和な日本なら専守防衛論も通じるが・・・。
自衛隊であれ、国連待機部隊であれ、
自爆テロや銃弾が飛び交う場所で専守防衛などさせていれば、自殺させに送っているようなものだ。
 国のために神風特攻をさせた軍事政権と一体なにが違う?
 装備つけて紛争、戦争地域で行動しろ、絶対に死ぬな、応戦するな。国益のために。

 それ以上に不愉快なのは、国連待機軍がただのお飾りであり、派遣するような気もなく、
国際社会を欺き、さらに国連待機部隊の存在をもってして自衛隊を削減していくような姦計を狙っている、
かもしれないというケースである。小沢ならやりかねない、と僕は思っている。