今、実家のベッドにいる。
改めて、かのものの甘い誘惑に乗せられ、
あやうく最後まで行くところでした。
…コタツ。
知らない間に寝てしまっていた。
そして今、風邪を引きそうだ。
実家で生活していた時は、毎冬といっていいほど、コタツのとりこになり、
幾度となく朝まで一緒に過ごし、
何度痛い目にあったことか。
今日は朝までコースじゃなくてよかった。
本当に危険な存在だわ。
さて、今日は一番の目的、猫のケンに手を合わせ、
昔の写真を探した。
ちっちゃい頃の写真が出てきた。
紙袋に入ってるケン、冷蔵庫の上から「シャーッ」と言っているケン、
いろいろいましたが、中でもこれは?というものが1枚。
若かりし日の私があぐらをかいて、
その上にケンを乗せている。
鼻パックをして、なぜか肩からテニスラケットのケースを下げている。
なんだ、この写真?
誰がなんの目的で撮ったんだ?
しかもフィルムカメラで撮ったものだから、
現像という一手間がかかっている。
わざわざ…。
私は確実にいちびっている。
たまにこんな『いちびった』写真が見つかる。
3歳くらいの時は、サッポロポテトを大事に抱えてすましていた。
肩に小鳥を乗せているのもあった。
子供の頃から私は変わっていないんだな。
そんないちびった私に抱かれているケンは、
小さくてかわいい。
本当に私が邪魔だなと思った。
朝に実家に着き、家族と出かけようと愛車のエンジンをかけようとしたところ、
バッテリーが上がってしまっていた。
家族も忙しく、わたしが4ヶ月前に乗ったままだったから、
うんともすんとも言わない。
すかさずJAFを呼んだ。
そしてバッテリーごと変えてもらった。
15分くらいで。
お金はかかったけど、なんて便利なんだ。
JAFに入って20年。
今年初めてお呼びして、今日で2回目。
前回、初めて呼んだ時は、
「困ったらいつでも呼んでください」と言われた。
困った時の救世主。
本当に毎年毎年会費を払っていて良かった。
私のデミオも中身が新しくなり、喜んでいるようだ。
早速、姪っ子を塾に送った。
そして、妹にお願いをした。
1ヶ月に一度、走らせて欲しいと。
そりゃ、何ヶ月もほっとかれたら、無口にもなるよね。
デミオにごめんと思いつつ、改めてJAFの素晴らしさを思うのでした。
実家での生活は、やっぱり落ち着き度が違う。
空が広いし、星もきれい。
断然わたしは、こっちの人間。
東京にいる間は、どこか気を張っている。
疲れ方が半端じゃない。
人が多い中で、自分の価値が薄くなる感覚もある。
そんな感覚に自分を見失わないように、必死なのかもしれない。
奈良はいい。
しかと自分を取り戻せる感覚がある。
東京はなんでもあるけど、実は何にもないのかも。
わたしはマテリアルガールじゃないんだなと、改めて自覚するのです。