今日、再放送されていたドラマ『最高の離婚』を見て、
猫に会いたくなりました。
そして、2年前に中目黒に引っ越す私に
「最高の離婚の舞台や!」と数人の方が教えてくれたことを思い出しました。
当時、ちゃんと見ていなかったのでピンとこなかったけど、
今日、おのぼりさんの私は、家の近所を瑛太さんが歩いているシーンを見て、
ちょっと嬉しくなりました。
本当に中目黒というところはいいところ。
しかも私が住んでるマンションは目黒川沿い。
あと1か月もすれば、川沿いの桜のつぼみが少しずつほころぶことでしょう。
そろそろベランダを掃除して、花見の準備をしたいと思います。
東京3年目の春です。
最近、精力的に動いています。
「80年代地下文化論」の講義を聴きに行ったり、
イスラム国の幹部と話のできる人のトークイベントに行ってみたり。
地下文化論を斟酌している時に、
「なんだかんだ言っても、東京は文化の集合地なんだ」ということを実感しました。
人が集まり、文化が育つ。
東京でしか会えない人もいる。
そんなことを考えているうちに、
「東京を知る人生」と「東京を知らない人生」を考えた。
私は知ってしまった。
知ってしまったがゆえに「もっと若い時に来ていればよかった」とも思う。
東京の大学に行っていたら・・・と考える自分がいる。
もっと時代を堪能できていたのかなと。
私は、河内生まれ、奈良育ち。
よしもと新喜劇が大好きで、地元を誇りに思っている。
土地が人の素養を決めると思っている私としては、
奈良で、せっかちなのにおっとりした部分が育ったと思っている。
それはそれで幸せなことで、今の人生に迷いは全くない。
今の私は好奇心の塊で、それをこの都会は満たしてくれる。
それが東京の魅力なんだろうなぁと思います。
人生は何が起こるかわからない。
地元に帰る日が近いかもしれないし、思いもかけないことがあるかもしれない。
だからこそ今。
自分の欲望を満たすだけ満たそうと思う。
だって、「東京を知る人生」になってしまったから。
「東京暮らしには慣れましたか?」と後輩から聞かれた時、ちょっと言葉に詰まり、
慣れたいと思っていない自分にビックリしました。
きっとこの先も慣れることなんてないと思う。
ただただ、奈良で暮らしていた時と同様、自分のペースで楽しむということ。
ペースアップは確実にしてるけど、それもよしとしようと。
どこに行っても私は私だから。
ルールが違っても、関係性が希薄でも、
自分を否定されたとしても、全然気にならない。
どこに行っても、はねっかえりでわがままで欲深い自分を
いかに満足させるかを考えることが、命題なんだろうと思う。
これが一番難しいんですけどね。
きっとみんなもそうなんじゃないかなぁ・・・。
「知る悲しみ」という言葉をおっしゃっている先生がいる。
美味しいもの、面白い作品、ぜいたくな暮らし、本気の恋愛・・・。
知ってしまうと、そうじゃないものを物足りなく感じるようになる。
「知る悲しみ」を反芻する夜です。