奈良に住んでいた時から、そんなイメージを持っていました。
東京に住むようになって、仕事柄、お芝居を観ることが多いため、
下北沢にもしょっちゅう行っています。
渋谷から電車で5分ほど。
駅がずっと工事中っぽくて、ベニヤ壁で覆われている通路を抜けて、
改札に行きつく。
三日前にも下北沢へ。
お芝居を観て、先輩後輩と飲み屋へGO!
一度行ったときに、「ここの店員さんはいいなぁ」と思っていた居酒屋へ。
日本酒を二杯飲んで、ほろ酔い気分で帰宅した。
翌朝、気付いた。
あれ?お弁当箱がない!
それを入れてたサブバッグも!
「もしやあの居酒屋で、忘れた…!?」
お店に電話したところ、やはり忘れていた。
電話で「明日、取りに行ってもいいですか?」と聞くと、
「来ていただかないと困ります(笑)」とのこと。
そりゃそうだ。
その切り返しに、ただものじゃない感じがして、
自分の名前を伝えて、電話を切った。
さて本日、取りに行ってきました。
わざわざ下北沢に行くのも、面倒くさいなぁ・・・と思いつつ。
お店に行くと、店員さんがすぐに渡してくれた。
そして一言。
「同じ苗字の者がうちの会社にいるんですけど、知り合いじゃないですか?」
え?わたしの苗字、相当変わっていて、日本に二千人くらいしかおらず、
しかもその大半の方は鹿児島にいるんだけど…。
「町田に住んでいる、坊主頭の…」
秋葉原あたりに住んでいるオールバックなら、うちの兄ですが、
町田の坊主頭は知らんなぁ。
「赤の他人です」と言いつつも、なんだか楽しい気分になり、
「縁も感じるので、ここでご飯食べて帰ります」と口走っていた。
居酒屋なので、一人だと高くつく。
店員さんは
「メインを頼んでいただければ、定食風にもさせてもらいますんで」とのこと。
なんて親切。
日本酒頼んで、あじのなめろうの天ぷら、ローストビーフのわさび和え、
マツタケご飯を注文した。
もう、どれもこれも美味しい。
ご飯には、お味噌汁とお新香もつけてくれた。
おみそ汁の具が粋。
まいたけ、えのきだけ、秋茄子。
お新香は、キュウリとかぼちゃ。
どれもこれも美味しい。
そういえば、店員のお兄さんが、いちじくの美味しいのが入っていると言ってたな…。
デザートに、いちじくのレアチーズケーキを注文した。

これは、居酒屋の域を越えている!
美味しかった~。
一口食べて、あまりに美味しいので写真をパチリ。
「これは、ここで作っているのですか?」と思わず質問しました。
「うちの料理長が作っています」
あのおじさんが・・・!?
どの店員さんも感じがいいし、なんて素晴らしいお店なんだ。
忘れ物をしてよかった。
帰る時に「また来てくださいね、○○さん」とわたしの苗字を。
そりゃ、来ますよ。
下北沢に来たら、必ず寄ります。
そう心に決めて、お店をあとにしました。
食べログでは、5点中、3くらいのお店。
こんな採点ほどあてにならないものはない。
私の中では、100万点です。
あ~、忘れ物をしてよかった。
こういう出会いがあるから、人生そんなに悪くないと思うのです。
雷や