痛みの分かる大人になりたい | カメロンのブログ

カメロンのブログ

ブログの説明を入力します。

帰りの電車で体育会系男子高校生に足を踏まれた。
「うっ」
私の時間が止まった。
わざとか!?と疑いたくなるくらい、直角に降りてきた衝撃。
さすがスポーツマン、「すみません」と素直に謝られ、
普段なら笑顔で返すところだが、
骨折れてるんじゃないか?というくらいの痛さに、
「謝って済んだら警察いらんのじゃ」
という気持ちが全面に現れた顔で軽く会釈をした。
目つきの悪い私のことだから、
「殺すぞてめえ」
くらいの顔に見えたかもしれない。
ちょっと、男子高校生がひいていた。

私のブーツが安全靴だったらよかったのに。
ほんまに骨折れてたら、こんな痛さじゃ済まないよね。
でも、この小指の痛さはなんだ?
あ、深爪の古傷が今の衝撃で刺激されたんかしら?
などと、痛みが治まり、高校生が降りるまで、
ポーカーフェイスを保ちながらも、考えていた。
ほんまに痛かった。
踏んだ人は、踏まれた人の痛さは分からない。
何かの比喩で使う言葉だけど、ほんと、そうよ。
不可抗力だけどさ。
こんな痛さを悪意もなく人に与えるなんて、やっぱり罪深いよ。
私自身も、大地にしっかり足を付けて、
満員電車の中では特に、踏みしめていこう。
揺られても、自分を持ってしっかり立つんだ。

家に帰り、母に愚痴ったところ、
「謝って済んだら警察いらんな」と言われた。
この母に育てられた自分だと、改めて感じた出来事でありました。

と、同時に面白く返せなかった自分を恥じ、
大人気ない自分を恥じた出来事でもありました。
許せ、男子高校生。