今日は、久しぶりに雨が降っている。
先月、私は何年も使っていた傘をなくした。
いつだったか、ここにも書いたことのある、お気に入りの傘だ。
定番、電車に置き忘れだ。
全体的にゴールドで、幾分すすけているのでベージュでもあり、
縁8cm程が紺色で、
小さくBurberryと紺字の刺繍が入っているやつだ。
忘れた!と気付いてすぐに、忘れ物センターに電話。
傘の特徴を伝えるもののなかなか伝わらない。
いらちな私は直接足を運んだ。
そこでは、パソコン管理のため、
あらゆる特徴で検索するものの、ヒットせず。
三日後、電話してもまだ見つからず。
一週間後、直接訪れたが見つからず。
諦め切れない私は、忘れ物市に賭けようと、本気で思った。
見つからないのは、誰かが持って行ったから…
という可能性もあるが、
私はパソコン検索を疑っているのだ。
私の傘は、微妙な色だ。
見る人によって、違うんじゃないか。
または、入力ミスの可能性だってある。
可能性は無限大だ。
忘れ物の傘をこの目でチェックするまでは、諦められない。
と、新しい傘を買うまでは思っていた。
新しい傘は巨人のリーグ優勝セールで若干安くなっていた。
前の傘の面影もある。
すぐに気に入った。
そして今、忘れ物市に行くかどうか、
自分自身、あやしい気持ちだ。
もしあったとして、自分の傘をまた買うっていうのもなぁ…。
新しい傘に失礼な気もするな。
と、ここまで書いてみて、
これは、人間関係、特に恋愛にも似てるなぁと思った。
そうだ、昔の傘は忘れよう。
忘れられるさ。
新しい傘を差しながら、
気持ちを新たにする今日の雨の日である。