今朝の新聞のトピックスの一つ。
今の中高生の勉強時間が、中国や韓国に比べて少なく、
それでも勉強を苦痛に思っており、
しかも全体の過半数が自分をダメ人間だと思っており、
その理由の大半は、容姿・スタイルに自信がないときた。
………あほちゃうか。
日本の将来、危うし!
としか言いようのない断面だ。
でも、よく考えると、
高校時代の私も自分をダメ人間だと思ってたし、
容姿はあまり気にしてなかったけど、
美人に生まれてたら、人生違ってたよなぁ~とは思っていた。
我々の世代も、大人に嘆かれていたような気がする。
いつの世も同じことの繰り返しってことね。
でも、私は勉強の面白さを知っている。
勉強は、苦痛だという刷り込み、
いい加減、なしにしませんか?
私は、学習塾や予備校に行ったことがない。
自慢になるのかな?
よく分からないが、正直めんどくさかったからだ。
共働きの親に迎えに来てもらうという負担も嫌だったし、
なにより夕方からのテレビが見られないのが嫌だった。
兄が神童っぽい人だったので、その妹も賢いと思われ、
小学生時代は天才の妹と呼ばれた私だが、
その名に恥じぬように、と思うこともなく、
適当に好きなことばっかり勉強し、
割り算と理科が苦手な子供であった。
ちなみに、小2まで鼻水を垂らしており(冬季限定)、
3歳上の兄が「お前の妹、ハナタレてる」と学校で指摘されるらしく、
ある日、「なんとかした方がいい」と母親に訴えかけていた。
焦った私は、気合いで鼻水を止めた思い出がある。
ま、そんな思い出はさておき、
小6の時、片思いの男の子が中学受験をする噂を聞いて、
私も…と母に参考書を買ってもらって勉強したこともある。
難しくてビックリ。
できそうな問題しかやらなかった。
そして、噂がガセだったと聞くやいなや、鉛筆を置いた。
中学生になって、みんなが塾に行きだしても、
やっぱりめんどくさかった私は、
学校でちゃんと理解するということだけに徹した。
分からなかったら、先生に聞けば分かるし…。
受験生の時も、分からないことをなくそうと勉強しただけで、
無事、志望校にも合格した。
あくまでマイペース。
高校生になって、ますます塾も予備校もめんどくさく思え、
ひたすらマニファクチュアの道を選んだ。
決して成績は良くなかったが、
赤点を免れる努力だけは怠らなかった。
受験生になり、いよいよ選択肢が少ないことに気付いた私。
夏休みを迎えた。
みんな受験生だったため、遊んでくれる人もおらず、
とりあえず勉強をがんばろうと決意した。
そして、二つの予定表を作った。
一つは、一日のスケジュール。
朝起きてご飯の後、朝ドラ「君の名は」(鈴木京香主演)を見る。
その後、答えのはっきり出る数学からスタート。
1時間ずつ満遍なく5教科を振り分け、
1日10時間の勉強時間。
もう一つは、夏休み全体でこなす参考書のスケジュール。
無理なく組んだら、それぞれの教科を
2冊ずつクリアすることができる。
これが私の性格にピッタリだった。
「君の名は」を入れたのも効を奏した。
スケジュールをこなすことが楽しくて仕方がなく、
毎日毎日、確実に進んでいく達成感は、えもいわれぬ感覚だった。
8月の初めに志望校を見学に行く予定だったが、
その1日、勉強できないのが嫌だと感じるほど。
いつの間にか、勉強自体が楽しくて楽しくて仕方がなくなっていたのだ。
そして、8月下旬のセンター模試。
いつもより分かったような気がした。
その翌日からは、気が抜けたのか、
朝から子供アニメ劇場で「かぼちゃワイン」を見るのが日課になった。
勉強時間、0時間の日も…。
堕落した毎日も楽しかった。
ただ、それまで勉強した約300時間は伊達じゃなかったことが後に明らかになる。
模試の結果が返ってきた。
なんと、800点満点の740点。(私の記憶が正しければ…)
それまで、500点代しか取ったことない私が!
驚異の200点アップに、自分で腰を抜かした。
志望校別では、輝かしく1位、もちろんA判定。
後にも先にもこんなミラクルはないけど、
人間、やって出来ないことはないと痛感した出来事だった。
大学生になってから、高校に呼ばれ、
驚異の200点アップの話をするように言われた。
一つ、話のネタもできるってなもんやね。
勉強を苦痛だと感じながらやっても、身につくわけがない。
勉強には、新しいことを知る喜びがある。
と気付いたのも、私が大人になってから。
大人になってから勉強したいと思っても、
時間はないし、お金はかかるし大変なんだからね。
勉強して誉められるうちは、喜んで励めよと言いたい。
はっ!勉強を強要する大人がいけないのかも。
勉強、楽しいよ~。
やればやるほど、楽しくなるよ~。
私も仕事を楽しもうっと。