この前の日曜日の「報道特集」をたまたま見ました。
いつもは、笑点からちびまる子ちゃんへ流れるパターンなんだけども、
私は、チャンネルを変えることができませんでした。
JR福知山線の脱線事故から2年。
その被害に会った女性の事故直後から現在までをとらえた、
長期に渡ったドキュメンタリーでした。
事故直後、ご両親は悲痛な宣告を受ける。
助からない。
もしくは、意識が戻らない。
奇跡は起きないと、医師から断言されても、
ご両親は諦めず、病院に通い続ける。
数ヵ月たち、「お母さん」という言葉が発せられた。
少しずつリハビリを続け、発語が多くなるものの、
食べ物を飲み込むことが出来ない。
事故直後、ガラスの破片で口がいっぱいになっていた彼女にとって、
飲み込む行為自体が、
死を意味するからだったのではないかという話だ。
その壁も、家族の必死の介助により、
彼女は克服していく。
そして今、彼女は言う。
みんなに感謝していると。
生かせてくれてありがとうと。
事故のことも、誰かを怨む言葉はない。
なんであの電車に乗ったのかな?
一本違ったら、こんな事故に遭ってなかったのに。
事故の前の自分に戻りたい。
その言葉を聞いて、はっとしました。
生き残った人の正直な気持ちだ。
うまく言えないけど、
生きるは生きないの背中合わせなんだと、
そう感じました。
生きるってすごいことやね。
当たり前のことやと思っていたけども。
今、ここに生きていることを
密かに感謝しようと心に誓いました。
その後、ウルウルしながらサザエさんを見た
日曜日の宵の口でした。