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テキサスにて

アメリカ在住30年。エンジニア。

2020年コロナに違和感を持ち、ツイッターで情報収集開始。同年5月BLM騒動時に組織的に仕組まれた強奪をダラスで目の当たりにし闇組織の存在を確信。以来、真実追求する様になりました。

食料品の買い出しによく出かけるダラス市内のスーパーマーケット店内。元旦から通常営業しています。当然ながらお正月向けの飾りも商品もありません。この写真は、フルーツコーナーの一部を一年前に撮影したものですが、ちょうどその頃、「食養生」という考え方に出会いました。これは、食べ物によって、病気の予防や健康維持を目指すというものです。この出会い依頼、私たち夫婦はこの考えに沿った食生活をするようになりました。

 

基本は1日2食で、生野菜がメイン。料理好きな私は、根野菜を茹でたり蒸したり、磁性鍋を使ってバターソテーにしたり。ご飯は、牛蒡、ワカメ、ひじき、干し椎茸、キクラゲ、梅干しを細かく刻み、酸化しないココナツオイルと塩そして寒天粉を一緒に炊き込みます。こうすることで、繊維質がご飯と一緒に取れるため血糖値上昇のスピードが緩やかになります。これで野菜中心の食事をしながらお酒を楽しむ。味噌や塩麹など発酵物をうまく使った料理が美味しいです。

 

 

食べ物を消化する腸ですが、元々農耕民族だった日本人は西洋人と比べると長い腸を持っていて、その役割から第二の脳と言われるのだそうです。この腸の内壁に悪影響するグルテン。これもなるべく取らないように心がけています。なので、大好きだったパンやクッキーなど小麦を使った物は辞めました。また、4つ足の動物性タンパク質や、チーズや牛乳、ヨーグルトなどの乳製品、そして糖質制限として白砂糖含有のものを食するのも辞めました。というか、これまでが中毒患者のようにそういったものしか取ってませんでした。

 

さてこの食養生の生活を一年続けてどうなったか?結果として、180あった血圧が薬を一切取らずに正常値に戻り、血糖値そしてコレステロールも改善。体温が0.5度上がって日々の疲れ方も少なく感じるようになりました。また、花粉症も治り、30年無くなっていた嗅覚が復活しました。(涙)さらには、晩酌してお酒が進んでしまった日の翌日になっても全くお酒が残らなくなりました。ここまでいい事づくめだと、以前の無謀な食生活(コンビニ、カップヌードル、菓子パン、駄菓子、ハンバーガー、ホットドッグ、焼肉、ピザ、ケーキ、洋菓子などなど)に戻ることを私の腸が許してくれません。というよりも、野菜食とフルーツでこれまで以上の満足感があるので食べたいとは思わなくなりました。体質が変わってきたようです。

 

この食生活に変えていくためにご指導してくださった方がいます。八丁堀にある鶴見クリニックの理事長をされている鶴見隆史先生です。西洋医学に従事しながらもその限界を知り、様々な代替え医療を追求していくうちに酵素栄養学に出会い、研究を重ねて、断食などを含めた鶴見式免疫治療を確立され、西洋医学から見放された沢山の方々の命を救ってこられた方です。

 

先生についての詳細は、クリニックのウエブサイト、https://www.tsurumiclinic.com/ そしてたくさんのご著書を参照していただけると幸いです。こちらのリンクで先生が2年前に行ったweb講演会が見れます。約1時間と、少々長いですが断然お勧めいたします。

https://youtu.be/18hv-V7jcx0?si=KMfjnRuspHnvWe3V 

 

皆さんにとって2024年が健康的な一年でありますように

あっという間に2023年も12月。

私にとっては今年も相変わらず忙しい一年でした。

 

心を亡くすと書いて忙しいとはこれしかり。普段から仕事以外にプライベートでやりたい事を手元の手帳に忘れないように書き留めておくのですが、今年も実現できずに先延ばしされてしまうものばかりでした。やりたいことリストがいつの間にか数ページになってしまい、これじゃあいかんと思っている次第。

 

そんな中、思いがけず高専時代の同級生と40年ぶりに再会することができました。きっかけは、野球部時代にバッテリーを組んでいた相棒が10年前に脳溢血で倒れて病院暮らしだと判明したことでした。きっと復活してくれることを祈ってます。

 

話題は思い出話から近況まで多岐にわたりましたが、私が半導体メーカー勤務だと知るやいなや、半導体不足だからどんどん生産してくれという話になりました。

 

「おいおいホントに品不足なのかい?ウチは今年の前半終えたところで既に来年は需要が下がるという話だったよ。」

「ああそうだよ。電源系列の部品はおたくの製品使いたいけどちっとも入ってこないんでやりくりするのが大変なんだ。」

と、こんな感じの話になりました。

 

工場勤務の私にとっては最終製品の物流事情までわからないので、もどかしさが残りました。調べると、半導体2024年問題という話もあるようですが、要は供給側の価格設定の主導権を過剰供給によって失いたくないということなのかもしれません。実のところはどうなのか、興味深いところです。

 

さて一方で、不動産業界はいかがでしょうか?日本では、賃貸・分譲物件とともに住居者も高齢化でいろいろと問題も多いと澤さんから伺っています。

 

これに関してはアメリカも同様である筈です。都市の大小に関わらず古い物件の存続に関しては、デベロッパーが価値を見出す立地条件であれば問題ないでしょうが、旧炭鉱地域など過疎化が進むところではやはりゴーストタウン化しているところもあります。コロラドの山並みをドライブしていて、そのような地域を見かけたことがあります。そこに住んでいた住人たちはどのような形でその街を去っていったのでしょうか。低所得の高齢者たちもいたでしょう。逆に人々が出ることなく独立採算で成功している町など、日本が参考にできるケースも必ずあるのではないかと思います。

 

もちろん一概には言えませんが、ひとつ楽観的になれる要素があるとしたら、アメリカでは住んでいる土地に対しての執着が日本人のそれよりも少ない事かもしれません。定年後にフロリダなど暖かいところに移り住む人も多いです。居住地の価格が値下がりしない環境や、増え続ける人口など、経済的にアメリカ人の居住地の流動性を支えている面も日本とは違う点としてあげられるでしょう。

 

日本の人口と言えば、言わずと知れた高齢化・少子化。国土審議会政策部会長期展望委員会のこちらのリンクでは、真剣に今すぐ対応を取らないといけないと思わざるを得ないデータを見ることができます。

https://www.mlit.go.jp/common/000135838.pdf

 

こちらの資料によると、「日本の総人口は、2004年をピークに、今後100年間で100年前(明治時代後半)の水準に戻っていく。この変化は千年単位でみても類を見ない、極めて急激な減少。」とのこと。

 

国の人口分布は、戦争など余程のことがない限り高い確率で未来を予測することができると言われています。即ち、こうなることは30年も前から分かっていた筈です。10年前、通信大学の授業で人口を増やすにはどうしたらよいかと若者たちとディスカッションしましたが、簡単に考えられるような対策すらも殆どやっていないのではないかと思えるような状況です。異次元の対策でやってきたとしても全く効果が出ていないのでは他人任せにしておくことはできません。

 

こちらは以前に撮影したアパートからの風景。

 

これに加えてさらに追い打ちをかけるデータもあります。是非多くの人に知って頂きたいものですが、X(旧ツイッター)では、#超過死亡で検索すると、洗脳装置と呼ばれている日本のテレビでは全く見ることのできない、毎年の死亡者数がわかりやすいトレンドグラフで出てきます。

 

特に2021年以降の死亡数の急激な増加は、将来の日本の人口を考えたときに見逃さずにはいれません。フランスや北欧など、人口を増やすために実施された対策で見事にV字回復した国もある中、そういった事例を参考に地方自治体が手を取り合って、今すぐにでも行動していかないといけない時期に来ていると。

 

茨城県の田舎に実家がある私ですが、久しぶりに同級生と話しをして、こればかりは、私の手帳のやりたいことリストに追加している場合ではないと、今更ながら実感しています。まずはそうした問題意識を持つことだけでも大切だと。。。

 

以下は、アリス・モース・アール(Alice Morse Earle)というアメリカの人が、1902年に著した「Sun Dials and Roses of Yesterday: Garden Delights.」という本の中での言葉だそうです。

 

The clock is running.

Make the most of today.

Time waits for no man.

Yesterday is history.

Tomorrow is a mystery.

Today is a gift.

That’s why it is called the present.

 

時は刻々と動いている。

今日を最大限に生きよ。

時は人を待ってはくれない。

昨日はヒストリー。

明日はミステリー。

今日は、贈り物。

だから、今この瞬間を「プレゼント」と言うのだ。

 

どうぞよいお年を

 

ほぼベジタリアンな食生活になって早一年。

 

毎日野菜ばかり食べててよくあきないなと思いつつも

美味しいので無理なく満足感もあって充実してる感あります。

 

そして野菜そのものの味をしっかりと味わいたくなってくるのが不思議というか、自然なのでしょうか。

そうなってくるとやはり無農薬野菜っておいしい。

 

どんな野菜でもよーく洗って刻んで塩もみして食べてみてる。

塩コショーにココナツオイルかごま油、味が合うようなら一味唐辛子も少々一緒にあえるとうまみが増したりしていい。

 

そうやって食べていくうちに、最近、日本のスーパーで買う野菜が美味しく感じなくなってきたのが悲しい。昔はそんなことなかったのに。

 

ということで、日本でも無農薬野菜を探すようになりました。

 

 

 

こちらはまだ試してないけど、いずれ利用させていただきたいと思ってます。

 

 

ストックヤードに行ってきました

 

 

先日、日本からのクライアントの希望で、隣町のフォートワースにあるストックヤードに行ってきました。約160年前ごろから家畜が取引きされる場所となり、やがて蒸気機関車の走る鉄道も開通。有名資本家が街を購入し、住人が増え栄えました。1950年代まで畜産業の重要拠点でしたが、物流や保存技術の発展により衰退。1976年に国の歴史登録財に登録され、西部開拓時代のような街並みがそのまま残ります。週末は沢山の観光客で賑わっています。

 

 

 

 

Re TECHって何?

 

ところで、ストックヤードの街を散策してRe TECHというサインを目にしました。これは、Real Estate Techということでいわゆる不動産テックです。不動産の専門家が不動産の購入や販売、市場調査、マーケティング、管理などをより最適化するためのテクノロジー。最近ではより広い意味でProperty Tech、PROPTECHなどと呼ばれているようです。

 

不動産業界にどのような形でテクノロジーが介入してきたのか、そしてこれからどう展開していくのか?とても興味があるところです。このいわゆるプロップテックですが、現在は既に第三世代に移行してきていると言われています。
 
第一世代(2005~)として、ZILLOWやREDFINなどのウエブサイト上で売買可能な不動産がデータベース化されて一般市民が閲覧できるようなシステムが開発されました。アパートや一軒家の場所がマップで航空写真から部屋の中の様子が画像で閲覧できてしまうものはこれまでもありましたが、全米から登録されている物件の多さには圧倒されました。現在でもたまにこれらのアプリやウェブサイトを拝見しています。
 
第二世代(2010~)は、AIRBNBやWEWORKなどのシェアリングビジネスです。このようなマッチングビジネスについてMBAの授業で様々なディスカッションしたことを覚えています。毎朝、自家用車で出勤した自宅の駐車場スペースを登録者にシェアしてレンタルさせる軒先パーキングなどはうまいこと考えたなと印象的でした。今でも運営されているようです。https://parking.nokisaki.com/ 
 
第三世代(2015~)には、OPENDOORやCOMPASSといったiBuyerあるいはハイブリッドブローカーの台頭が挙げられています。

 

 

身近にあるプロップテック

 

 

月日と共にどんどん進化してますね。さてこの不動産関連のテクノロジーですが、現在私の生活の中でどういったものがあるか、改めて生活環境を見直してみました。

 

まず身近なところとして、スマートフォンに入っているアプリ。色々と入ってました。

 

ZILLOW、Redfin 全米規模トップクラスの不動産紹介アプリで、市場に出ている物件を探したり売りに出すことができます。

AirB&B、Hotels.com  宿泊施設紹介アプリで、旅先での宿泊先を探すことができます。また、物件を登録して貸し出すことも可能です。

TXUENERGY 電気エネルギー供給会社アプリで電気の使用量をチェックしたり、請求額や支払いの確認ができます。

DOCUSIGN アパートの契約更改をオンラインで行うためのデジタルサインを行うアプリ。これによって分厚い契約書類に何枚もサインして、サインした用紙をアパート管理事務所まで届ける必要がなくなりました。

 

他に、パソコンのブラウザのブックマークの中に、上記のアプリの企業のサイトやアパートのサイトがありました。

アパートのサイトはログインした住居たちだけが見れるプラットフォームになっています。様々な機能があるので代表的なものを紹介しますと以下のようなものがあります。

 

1)  利用者同士でコミュニティを作って情報交換したり、チャットなどコミュニケーションをとったりしています。

2) 掲示板には、不要なものを写真に撮って投稿し、希望者に買い取ってもらったりなどしています。

3) アパート管理会社と利用者の間でメールのやりとりができます。家賃支払いなどに問題があった場合の個人的な連絡や、建物周辺の工事による通行止め情報提供、盗難や火事などの情報提供などを受けたりしています。

4) 家賃その他の費用の請求内訳確認、支払い状況の確認などができます。また、家賃の振り込みの手続きとして、銀行口座からの自動引き落としのための情報を入力して手続き申請をすることができます。

5) 一年に一回の契約更改のための、書類申請と確認のサインをすることができます。

6) 公共施設や、住居内の水漏れや停電その他の修理のリクエストをすることができます。依頼からどのくらい日数がかかっているのかがわかったり、過去に依頼した修理の状況確認をすることができます。また修理してくれた人へのレビューをそれぞれ記入することができたり、管理者からの応対コメントなどを見ることができます。

7) 配達荷物が届けられているかどうかの確認をすることができます。

 

いかがでしょうか? アパートの契約時に関して、すっかりペーパーレス化が進められて、その結果、運営会社が最近オフィスにいる時間と人数がかなり減りました。

彼らはリモートで仕事をしているようで、住居人が管理人さんと直接会って話をする機会がほとんどなくなってしまいました。

 

こちらストックヤードの街中を観光することができる馬車ですが、騎手の人や馬との交流がなんだか情緒があってとても印象的でした。

 

先日、日本の友人とのやりとりで日本の物価上昇に給料の上昇が追い付かないのは何故なのかという話題でもりあがってしまいましたが、皆さんはどう思われますか? 努めている企業は確実に売り上げをのばしているのになぜそれを社員に還元しないのでしょうか?

 

と言いながらも、ではアメリカではどうなのでしょうか? 

 

確かに特に昨年後半から物価上昇はかなりしていると言っていいと思います。レストランなどではこれまでと同じメニューなのにも関わらず全体的に一割以上値上げされている状況です。

 

実のところ、外食する機会は極端に減りました。値上げに伴った料理の質の向上もすこしはないとなんだか納得できません。

 

家で料理した方が、料理好きな私にとっては自分の好みの味付けができますし。毎日家飲み状態になっています。

 

食養生をはじめてからすっかりベジタリアンな食生活。とはいえ、卵黄、バター、ローストしたナッツ、お刺身などはメニューに残ってます。野菜類は無農薬にこだわってるので、外食減りましたが野菜のコストでとんとんかもしれません。

 

そんな中、経済調査を主に発信しているMoody`s analyticsのサイト(3) にてチーフエコノミストのMark Zandi氏が、一般家庭の支出を分析した結果を報告しています。

 

これによると2年前のトランプ政権時のそれを現在と比較してみたところ、二年前と同じサービスや食品に平均でなんと毎月700ドル程度多く支払っているそうです。昇給は日本の企業より多いと思いますが、一年で8400ドルの支出増はさすがに痛いですね。

 

3. https://www.moodysanalytics.com/-/media/article/2022/weekly-market-outlook-inflation-and-us-recession-risks.pdf

 

一方で、ブルームバーグ社からの記事(4)ですが、失業率の緩やかな増加の中に今後の行末を暗示するかのようなデータを紹介しています。

 

2020年のパンデミック時に失業率が14パーセントを超え歴史的な数値を記録して以来、昨年からパンデミック以前4パーセント以下のパンデミック以前の水準に戻ってきているグラフが掲載されていました。しかしながら、今年になってこの数ヶ月を見てみると、失業率が上がっているのはアフリカ系アメリカ人の人ばかりなのだそうです。その数、30万人の新規失業者中、26.7万人とおよそ90パーセント。本当なのか疑ってしまいそうでした。それがいったい何故なのか調べてみましたが、うまく理由を説明するような情報を見つけることはできませんでした。ただ、同記事が引用している調査(5)によると、彼らの失業率が高い状況は「炭鉱のカナリヤ」、つまり危険が迫っていることを知らせる前兆なのではないかと懸念されています。人種差別はなくなったとは言え、やはり彼らが採用されるのは最後ですし、解雇されるのは逆に最初だということです。

 

4. https://www.bloomberg.com/news/articles/2023-07-07/us-black-workers-account-for-90-of-recent-unemployment-increase#xj4y7vzkg

5. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3000014/

 

私が勤務している工場は、多国籍企業で、アフリカ系アメリカ人が男女問わず役員になっていますし、職場でも彼らはどうように扱われています。人種差別的な行為が見つかって人事に通報されてすぐ解雇された白人の社員も知っています。なので、どうもこの記事に関してはその真偽はよくわかりません。

 

真偽と言えば、2021年1月6日に起きたアメリカ合衆国議会議事堂襲撃事件について、トランプ大統領が国家反逆罪だと現在訴えられていますが、その裁判を行うのがなんと来年早々のスーパーチューズデーの前日に予定されているそうです。彼が次の選挙に立候補しているため、裁判を2年後にしてほしいと要求しているにも関わらずです。もともと、バイデンの得票数の異様な動きから不正投票が疑われて、トランプ陣営がそれに対して訴訟を起こしてもマスコミは一切その話題に触れませんでした。

https://www.buzzfeed.com/jp/kotahatachi/milwaukee200

 

利権によって支配されているマスコミ・マスメディアは彼らにとって都合のいい事しか報道しないというのは本当だと思います。特に日本のテレビを見ていると、それは米国に限らず日本もそうだとしか思えないようなことばかり報道されているとしか思えません。

 

先日、スーパーで無農薬の富士リンゴが税込みでひとつ4ドル近い値段でした。それをたまたま一緒に見ていたアフリカ系の高齢の女性が、

「これは高すぎるわよね!もうみんな値上がりしてバイデンは一体なにをやってるのかしら!さっさと辞めてもらいたいわ!」

と大きな声で呟いていたので、「全くその通りです!僕もそう思いますよ!」と声をかけ、二人で意気投合して思わずハイタッチ!

 

いよいよ選挙が来年に迫ってきている中、民主党をサポートしている人たちの多くにアフリカ系の方がいることは周知の事実ですが、こういった状況が選挙にどう影響していくのか今後注目したいところです。

先日、ダラスの隣町のフォートワースにてトレードショーがあり、そこに日本から見学に行きたい10数人のグループがいるので案内して欲しいとの依頼を受けまして、それが駐車場業界のショーということで、私に取ってはタイムリーな内容だったので、早速行ってまいりました。

 

このショーの主催者は、International Parking & Mobility Institution (IPMI) https://www.parking-mobility.org/ といういわゆる全米の駐車場協会。この業界では世界最大の規模を誇るとのことだそうで、会場には沢山の駐車場関連企業がブースを並べていました。年に一度、全米のどこかの都市でこのショーが開催されているそうですが、今年はフォートワースで開催されたということです。

 

 

会場内にある大きな会議室では、様々なプロフェッショナルの方達がプレゼンテーションを行なっていました。会場には、最新型のパーキングメーターや、ゲート周りのインフラに関した新製品など興味津々なものばかり。案内した日本人の方々は全部見たい!ということで一日中会場内を歩き続けて足が棒のようになってしまいました。以下、色々と見聞きした中で面白かったのを少し紹介したいと思います。

 

昔はコインしか使えないパーキングメーターばかりでしたが、今は携帯のアプリでオンライン精算が主流です。(これを導入したことで、ダラス市の収入はかなり増えたそうです。)そんな状況なのに、あえてコイン専用のパーキングメーター対象の商品があったので、何故それが必要なのか尋ねると、コインを回収する人が回収時に少しポケットマネーを頂いてしまうらしいのでそれを防止することができる商品だということでした。新しいシステムのパーキングメーターを導入できない地域では喜ばれているそうです。

 

また、探偵のようなサービスをする会社のブースもありました。駐車場出入口のブースに人がいるようなケースでは、知り合いのよしみということで、無料でゲートを開けてしまったり、高額の精算できない人が、駐在者に袖の下を渡して低額にしてもらったりなど、売り上げが伸びない原因が駐車場の管理者にあるケースが多いので、隠しカメラでそれを監視して現場を押さえてやめさせるというサービスをしているそうです。このサービスの利用者が意外に多いとのことでした。

 

大掛かりなものとしては、空港の駐車場で、各駐車スペースに赤と緑のLEDランプ表示するもの。超音波センサーで車の有無を検知して、その情報をオンラインで公開。以前は、広い駐車場をぐるぐると空いてる場所探しで結局満車で見つからないという最悪の状況にならないように、空港から離れたシャトルバス利用の遠い駐車場に事前予約していましたが、空車情報がオンライン化されたことで利用者が激増し、5000台分の駐車場への導入費用6億円が一年かからずに回収できて、大きな利益を産んでいるというお話も聞けました。

 

はあ。うちのアパートも最新の駐車場設備にしてもらえれば心配事も減るだろうなと思った次第です。

 

ということで、こちらは会場出口の写真です。さすがカウボーイ発祥の街フォートワースということで、牛がお見送りしてくださいました。

 

 

 

先日、アメリカはメモリアルデーという祝日があり久しぶりのロングウイークエンドでしたので、ダウンタウン西に車で10分くらいのところにあるWhite Rock Lakeという湖に出かけてきました。既にエアコンなしでは運転できないほどの暑さですが、湖畔では沢山のファミリーがピクニックやバーベキューをしたり、ハンモックに揺られたり、ジョギングなどをして賑わっていました。やはり自然の中にいるだけで癒されますね。良い気分転換になりました。

 

テキサス州最南端にカリブ海がありますが、車でダラスから行くには5時間かかります。行けないことはないんですがちょっと遠いんですよね。なのでこの湖は人口ですが、内陸地域の人たちにとって憩いの場所として人気の場所になっています。こちらのリンクから湖の全体地図を見ることができます。湖の周辺をぐるりと回ると約15km。カフェや売店などはなく、自然豊かな公園です。ちなみに上の写真は、地図にある11のスポットからダラスのダウンタウンを望んだ構図になっています。

https://www.dallasparks.org/ImageRepository/Document?documentID=11401

 

周辺には立派な屋敷が立ち並びますが、売りに出ている家もたまにあったり、現在建てている物件もいくつかあります。

こちらは1939年に建てられた5000ft2(約140坪)の家だそうです。一時期売りに出ていたようで、家の紹介の写真が下記リンクから沢山見ることができます。

https://dougnewby.com/home/4321-west-lawther-drive-dallas-texas/ より抜粋

 

家の中からの景色がこんなに素晴らしいなんて理想的ですね。

 

さて、こうしたお屋敷も良いのですが、変わった家に住んでいる方も沢山いらっしゃるようです。

 

HGTV.COMから抜粋していくつか簡単に紹介させていただきます。

左上から右、そして下段の左から右の順に簡単に紹介してみます。

 

イギリスのLands End、地の果てと呼ばれている最西端のすぐ近くにあるWest Cornwallという場所に第二次対戦時に建てられた防空壕を改築して快適な家。

40年間も使われていなかったワイナリーを改築してB&B(ベッドアンドブレックファスト)に。

ノースキャロライナの古く使われていないタバコ工場を改築した家。

イギリスの墓地に建てられた古い礼拝堂を改築した家。

1950年頃にニューヨークにあるアイスクリーム工場を改築した家。

アリゾナ州フェニックスの1898年に建てられた駅を改築した家。

 

だそうです。以上、https://www.hgtv.com/shows/you-live-in-what/videos/ より抜粋。

 

お墓の敷地内だろうが、防空壕だろうが、気に入ったら住みやすい空間を上手に魅力的に作り上げてしまう人たちは自由で素晴らしいなと思います。

 

ところで、HGTVのYou live in what?という番組で紹介されていたものです。英語なので恐縮ですが、実際にリンクから訪問していただければ、4分弱のダイジェスト版を一軒ずつ無料で見ることが可能です。どれもユニークな家でアイデアを使っておしゃれに住みやすそうな居住空間が出来上がっていました。

 

さて、あなたなら一体どんなお家に住みたいでしょうか?

 

いま気になってること

最近、日本に旅行するインバウンドの外国人数も多くなったそうですね。もちろん彼らはマスクしないでしょうから、マスクなし文化を海外から逆輸入されて行くのではないかと期待しています。

 

そんなことはさておき、テキサス州ダラスでは初夏のような30度近い日が続き、噴水のある公園では水遊びではしゃぐ子供たちで賑わっていました。

 

 

ダラスのダウンタウンにあるこの公園は、クライドウォーレンパークと呼ばれています。昨年末に10周年記念として、吹き上げが世界で一番高くなるように作られた噴水がオープンしました。毎日、夕方になると30分くらいの噴水ショーが見れますので、今年の夏は益々賑わいそうです。

 

クライドウォーレンパーク

https://www.klydewarrenpark.org/

 

公園の噴水で燥ぐ子供たち

https://youtu.be/4w2JM-LLwqo

 

この公園は、高速道路の上を塞ぐような形で作られたのですが、大きな樹木も植えられていてすぐ枯れてしまうのではと心配になったので調べてみましたら、この公園の建設会社のホームページに工事されていた当時の写真がありまして、それによると樹木の植えられている部分が深く設計されているようでしたので、木々が大きく成長しても大丈夫なのだろうと安心しました。

 

建設会社のホームページ

https://weldon-contractors.com/project/woodal-rodgers-park/

 

長年エンジニア畑で仕事をしてきたせいか、こうした設計的に大丈夫なのかなと疑問を持ったり、変わった形の建物や複雑な機械を見るとどのようにして作ったのだろう?とか、なぜあの大きな飛行機が空を飛べるのだろう?とかついつい不思議になって興味を持ってしまいます。

 

そんな中、偶然ですが面白いテレビ番組を見つけました。英題「HOW DID THEY BUILD THAT?」です。意訳すると、「どうやってあれを作ったの?」という意味になりますね。

 

この番組、全て英語なのが残念ですが、私にとっては実に面白い番組です。ユニークなデザインの建築物の設計から工事して完成していくまでの様子を当事者たちがどんな問題があったのか、そしてそれをどう工夫して克服していったのかなど、技術的な部分を簡単に説明してくれたりしているので、とてもわかりやすく見ていて楽しいのです。しかもこちらのサイトから無料で視聴することが可能ですのでご興味のある方はぜひ覗いてみてください。

 

スミソニアンチャンネルのホームページ

https://www.smithsonianchannel.com/shows/how-did-they-build-that

 

おすすめエピソードは、ニューヨークのハドソンリバーパークのリトルアイランドです。元々この場所にはピアがあり、その昔タイタニック号沈没事故があった際には生存者がこのピアに運ばれてきたのだそうです。今では無くなったそのピアの名残で木の杭が河岸に打たれていますが、その木の杭が進化したかのように、川に埋められたチューリップ型の柱(チューリップポッド)132本(一つも同じ形がない!)の上に造られた2.4エーカー(約9,713平方メートル)の公園には、芝生が広がり、350種類もの草木が植えられています。展望台からは、ハドソン川やその向こうにあるニュージャージの街並み、マンハッタンの高層ビルなど素晴らしい景色を楽しむことができます。

 

リトルアイランドが紹介されているブログ

https://ryesour.com/ny/little-island-nyc/

 

リトルアイランドを取り扱ったエピソードのリンク

https://www.smithsonianchannel.com/episodes/g5wrna/how-did-they-build-that-riverparks-artworks-season-2-ep-1

 

ハドソンリバーパークを作った会社のホームページ

https://www.heatherwick.com/

 

ハドソンリバーパークのリトルアイランドの説明

https://www.heatherwick.com/projects/infrastructure/pier55/

 

 

ぜひ、ニューヨークに行く機会がありましたら是非足を運んでみてください。私も行ってみたいと思います。

 

 

 

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今回はアメリカの一般的な家の中の様子を紹介してみたいと思います。

Propertysites.comより抜粋

 

こちらは典型的な90年代のアメリカの部屋です。

高年齢の方の家では今でもこのような感じが多いです。義理の祖母の家も似たような感じでした。

 

写真の中央に暖炉があります。その右横に薪が積まれています。薪を実際に燃やす暖炉は別格です。存在感もありますし、火守りをするのが意外と楽しく、時間を忘れてしまいます。大きなソファに寄りかかりながら、グラスを傾けるのもよし。家族でワイワイと火を囲んでクリスマスプレゼントを開けたり。

火を見ていると癒されますよね。

 

この暖炉、煙突を使わなければいけないために温度ロスが大きかったり、保険の費用、ガスなどのより効率の良い暖房システム、調理には殆ど使わなくなった、などの理由から、2019年のデータによると暖炉を導入した新築住宅は全体の41%に留まっているそうです。

 

そして暖炉の右の戸棚には懐かしいブラウン管の大きなテレビが収納されている筈です。手前には大きなソファと足を乗せるオットマンでリラックス。ソファの横にはスタンドランプ。間接照明が癒しの空間を作ります。

 

アメリカ人は部屋のデコレーションが上手です。この写真の部屋には見られませんが、様々な柄模様の壁紙を部屋中に貼るのが流行っていた時もありました。また、ドライフラワーや大きな蝋燭があちこちに飾られています。そして暖炉の上には絵が飾られています。装飾的な額で、鏡の場合も多くあります。家族の写真や芸術作品などが家の中のあちこちに飾られているのが一般的でした。人にもよりますが、これは今でも変わっていません。

 

こちらは90年後半に住んだアパートのベッドルーム。2ベッド2バス1キッチン1リビングという間取りで、当時、会社の同僚(日本人)がルームメイトでした。

 

ガラス張りのクローゼットに相変わらずの絨毯敷き詰めの広い部屋です。天井にはシーリングファンがあります。空気の流れを作ってくれて便利でした。

 

靴文化なのでアメリカは玄関の概念がありません。ドアを開けて家の中に入ると目の前にリビングがくり広がっているというのが一般的。ただ、綺麗な絨毯の上を土足で歩く生活には馴染めませんでした。我々は入り口で靴を脱いでスリッパに履き替えていました。日本人ですね。でもやはりリラックス感が全然違います。

 

こちらは今の新築アパートの一部屋です。すっきりデザインでニュートラルな色合い。床は殆どフローリングです。これなら靴の生活でも違和感ありません。間取りは狭くなっていますね。ダウンタウンなど都会になるとこれよりもさらに狭い部屋の印象があります。

https://www.bellcityline.com/

より抜粋

 

2015年に発表された部屋の広さの国ごとの比較が棒グラフでありますが、アメリカはさすがに広いですね。比べると日本は狭い

ですがイギリスやフランスとあまり変わりません。

 

https://messe.nikkei.co.jp/ac/column/society/132435.html

より抜粋

 

イギリス人の知人の家に伺ったときに気づいたのは古いものを大事に使っていたことです。上質な物を少しだけ持って、それを一生使う。何か買う時は〝一生使うつもり〟で買うのだそうです。確かに質の良い物は本当に長持ちします。

 

アメリカはチャリティーのシステムがしっかりしていて、リサイクルショップやアンティークショップはどこにいってもあります。私も地方に旅行した時にリサイクルショップに行くことはまず外しません。楽しいですよ。こちらはテキサス州にあるアンティークショップの様子です。いかがでしょうか?

 

Antique Store Walk Through Tour of Cooper Street Antique Mall Texas