※この記事は”うみねこのなく頃に”を直接ネタバレして解答したものではなく、アクオス個人が勝手に考え、勝手に答えを出しただけのものです。なので解答編などとは直接関係ありません。あくまで推理好きの戯言だと思って聞いてやってください。
いよいよ”ゾンビ嘉音”の出番です。ホント推理できるんか?これ・・・。
ずっと前にやった推理 では、かなり中途半端な結論でした。
まぁPS3のゲームやりながら推理してたシロモノだし、Episode4まで一通り終えた今なら、別の結論が出せるかもしれませんね。
・・・実は正直に言うと、この場面は推理したくなかったんです。難解すぎてわからないから。理想的には、「”第一の晩”で事件矛盾説をブチ上げて、Episode2の推理は終わり!だからゾンビ嘉音は存在しない!」ってことで済ませたかった。
しかし、あいにく第一の晩は容疑者まで絞り込んでしまった。事件矛盾説まで、惜しいところまでいけたと思ったんですが。
まぁ仕方ないです。ゾンビ嘉音について、推理をしてみることにしましょう。
さて、いきなりあのワケワカラン現象について推理をしたら、一発で脳みそがヤラれそうなので今回は”ブラックボックス”を使って推理してみることにします。
郷田や源次らの証言はまずはガン無視。第一ステップとして、使用人室をブラックボックスに見立てて、最初に何が起こり、結果として何があったのか?に絞って推理してみましょう。
いきなり核心に迫ろうとせず、まずは周辺の外堀から攻めるっていうわけです。
途中の過程は無視。最初と最後だけを見て、そこから推理してみます。
[状況整理]
客間で食事を終えた一同。楼座は、右代宮家一族の人間だけを客間に残し、食器の片付けを口実に使用人らと南條に席を外させる。
使用人室で使用人たちと南條は郷田の食事を楽しむ。その最中、使用人室の裏口からゾンビ嘉音が現れる。~途中略~
楼座らのいる客間に取り乱して現れる使用人たち。南條と熊沢を欠いた使用人たちは、不可解な現象を話すが、楼座は信じない。実際にこの目で見なければ気がすまない疑心暗鬼の楼座は、使用人室へ一同を連れ向かう。
そして、使用人室には、無人だった。室内には、2つの血痕と、封筒が1つ。封筒の中には、南條と熊沢の死体を持ち去った、との内容の手紙が。そして手紙と共に、マスターキーが2つ。
さて、この一連の流れについて、最初と最後だけをまとめると・・・
最初:使用人たちと南條は、使用人室へ行った。
最後:使用人室に入ったとき、2つの血痕と、封筒が1通(マスターキー2つと、手紙)があった。
これだけです。途中のことなんか知ったことじゃありません。
この現象から、いくつか疑問が生まれます。
[疑問①]
2つの血痕は確かに南條と熊沢のものなのか?
[疑問②]
封筒の手紙は誰が置いたものなのか?
まずはこれだけです。ここから、仮説を立ててみましょう。
[仮説①]
南條と熊沢はこの時点で実は生きていた。二人は部屋の外へ出て、隠れていた。
[仮説②]
南條と熊沢は殺された。二人の死体は持ち去った後、客間へ向かった。
さらに進めます。仮説①から、2つの仮説を生み出します。
[仮説③]
南條と熊沢は、実行犯グループだった。もう抜けたいと言い出し、マスターキーと引き換えに、使用人室から出て行った。2つの血痕は、今までの死者の誰かのものだった。
[仮説④]
南條と熊沢は、実は証拠となるものを握っていて、発覚を恐れて、行方をくらますよう指示を出した。2つのマスターキーは疑いをかけられないようにするためのもの。2つの血痕は、仮説③に同じ。
仮説②から、2つの仮説を生み出します。
[仮説⑤]
二人はもう抜けたいと言い出した為、裏切り行為を許さない実行犯らは、二人を殺害した。そして、遺体を隠した。遺体を隠したのは、部外者の仕業にみせかけるため。
[仮説⑥]
二人は計画外の行動をした。つまり、ヘマをした。発覚を恐れた実行者らは、二人を殺害した。遺体を隠した経緯は、仮説⑤に同じ。
さて、4つの仮説を生み出しました。どれが真実で、どれが偽なのか、それはまだわかりません。しかし、これらの仮説は、共通して、ある事実が浮かび上がります。
事実:これら一連の行動は、南條と熊沢の姿が無いということを、知らしめるための行為である。
これが実際、実行犯らはどういう意図で行ったのか、そこまではまだわかりません。
しかし実行犯らは、南條と熊沢は所在不明、という事実を楼座らに知ってもらう必要があったのでしょう。
計画通りの行動だったのか、もしくは計画変更を余儀なくされたのか・・・。
このあたりの経緯から、推理するのがいいのかもしれませんね。
では、今日はここまで。次回は、今回の結果からさらに推理を進めてみることにしましょう。
・・・デスマーチ、早く終わらないかな・・・。