これまでの推理はこちら
※この記事は”うみねこのなく頃に”を直接ネタバレして解答したものではなく、アクオス個人が勝手に考え、勝手に答えを出しただけのものです。なので解答編などとは直接関係ありません。あくまで推理好きの戯言だと思って聞いてやってください。
いよいよEpisode2の第一の晩に取り掛かります。
冒頭の譲治と紗音のデートとか、黄金のブローチだの鏡を割っただのは、
正直どーでもいい情報だと思うんで、カットします。
ここから先の推理は、少しずつ謎を浮き彫りにして、いくつか並べてみるところから始めたいと思います。Episode1のようにスッキリした本格ミステリーな話ではないし、
「人間犯人説」なのか、「事件矛盾説」なのか、情報を少しずつ抜き出して推理していくほうが良いと判断しました。
まず最初に考えたいのは、第一の晩の発端となった、
「真里亜に礼拝堂のカギを渡したのは誰なのか?」です。
右代宮家の礼拝堂は、屋敷が建立された同時期に建立されたものだそうです。
持ち主の金蔵はなぜか礼拝堂には踏み入ることなく、そのまま放置されているそうです。いや、使用人たちが定期的に清掃やメンテナンスはしているようですが、
礼拝堂として機能していない状態です。
「あなたは千兆分の一でしか祝福されない」だとか意味深な文も彫刻されているらしく、謎の多い建物です。
機能していないくせに、人の出入りは可能。しかし、金蔵はみだりに人の出入りは許さなかった。そんな建物です。
”真里亜にカギを渡した人物”イコール”第一の晩の実行犯”である。
このセンで良いと思います。殺害方法が”ハロウィンパーティ”であること、
予め礼拝堂へ移動することを前提として、カギを渡しています。
用意の周到さ、手回しの良さから判断して、カギを渡した人物が犯人である、と判断します。
では本題。
「誰が真里亜にカギを渡したのか?」
3つの可能性が考えられます。
①楼座である。
②ベアトリーチェである。
③真里亜が自分で持ち出した。
まず①について考えてみます。
「ベアトリーチェがカギを渡した」と主張するのは楼座と真里亜のみ。
口裏を合わせた、あるいは、置手紙の形で真里亜に”渡した”というのが考えられる方法です。
しかしいつ渡したのか?が問題になります。蔵臼を除く右代宮家の妹弟らは、毎年行われる親族会議の際にしか本家に帰っていないフシがあります。明言しているわけではありませんが、妹弟らは本家とは疎遠のようですし、頻繁に帰郷しているようでもありません。楼座が親族会議の前日、六軒島に向かう前から所持していたとすれば、前回帰郷したそのときから所持していたということになります。
当然、礼拝堂のカギが無くなれば、本家は大騒ぎになりますし、金蔵の怒りに触れるはず・・・あ。
金蔵は既に死んでるのか。
そうだった。もともと、機能していない礼拝堂なのだから、カギが紛失したからといって、使う機会がもともと無いのだから、紛失して大騒ぎになることもない。しかも、持ち主の金蔵が既にいないのだから、なおさら騒ぐこともない。そういうことか。
この仮説が成立するならば、楼座は金蔵の死を知っていることになります。
では、親族会議の前日にカギを渡したとすればどうでしょう?
コレも十分にありえます。・・・が、礼拝堂は使用人室で管理されているもので、楼座は使用人の目に触れることなく、カギを盗み出さないといけないことになります。
予め殺意を持って計画しているくせに、当日で使用人たちの不確定要素の強い行動の目を盗んで、カギを盗むことが可能なのでしょうか?これはちょっと疑問です。
”ハロウィンパーティ”を計画しているくせに、かなりズサンに感じます。
次の②について。
六軒島には17人しか存在しないので、ベアトリーチェが渡したとすれば、
それはベアトリーチェに扮した誰かの変装ということになります。
真っ先に思い浮かぶのが、Episode1で推理した、女装した嘉音です。
彼の立場なら、礼拝堂のカギを持ち出すことも可能ですし、女装の質にもよりますが、楼座の目をごまかしたのかもしれません。
真里亜のジャックランタンのアメについては、予め真里亜から渡された新品のアメと
すばやくすり替えた。手品でもやったんでしょうかね?
楼座がカギを渡したのなら、”ハロウィンパーティ”を実行するために、大量のお菓子を持ち込まなければいけません。準備が難しい立場でもあります。
しかし嘉音なら、立場上、大量のお菓子を準備することも可能ですし、計画の練りやすさから言えば、楼座よりも有力になります。
だから、①②③の仮説について、この②が最も有力なのだと思います。
もちろん、嘉音ではないかもしれない。紗音も変装は可能なのかもしれない。
これだけで嘉音が犯人だとは言い切れません。
では③。これは最も薄いんじゃないでしょうか。
もちろん、①と同じような立場になりますが、何よりも犯行自体が難しい。
犯行当時は、戦人ら従兄たちとずっと同行していましたし、何よりも、わざわざカギを渡されたとか言って変な疑いを作るような自作自演をする理由が無い。
”魔女による犯行”を演出したいという意図があったとしても、ヘタを踏めば自分が真っ先に疑われるような方法をわざわざ採るでしょうか?
今回はここまで。犯人が誰なのか、結論はあえて出しません。
まだまだ十分な材料とは言えないからです。
次回も、第一の晩を少しずつ推理します。