ラッキーが旅立つ日に備えて 4
そう
夫婦の葛藤……
夫婦で、ブリーディングをしていても、元になる考え方は違っていたりする。
車の中で
少し重たい空気に包まれた。
ラッキーは、意外とどうしたの?と言う顔をして。。。
私が、ポッリと
お金を出したら、98%助けてやれるんや。。。
その後ロロピママは、何も、語らずしばらく……
私達は、ブリーダー。
神様は、
この子に、この子なりの命を、与えた。私は 自然に任せてその中での最大限のお世話をしてやりたい。
夫婦お互いの価値観の違いが出て来ました。
さて
こうなると、なかなか妥協と言う所までは進みません。
(私)
普通の飼い主さんやったら、なんとか助けようとするやろ
(パートナー)それは、当たり前。
私達は、ペットの子を30匹近く育ててるんと違うよ。
(私)
ブリーダーやからなんやねん
(パートナー)
万が一、これから立て続けに、同じ病の子が、産まれたら介は、どんな道を選択するの!?
全てに、ありとあらゆる最新の医療技術を駆使して繁殖をつづけていったら、幾らお金あっても
たらへん。他の子にもお金かかるんや。人間の自分の子供達にも十分なことをしてあげれてない状況で、私には考えれない。どの子もみんな可愛我が子や。そんな、お金の使い方をするのなら、ブリーダーも続けていけない。。私たちには、無理やわ。
(私)
手術をしたら、命は98%の確率で助かるんや
10年いや15年の犬生を生きる事ができるんや。みんなと一緒に走り回れるんや
(ロロピまま)
果たして、50万ものお金をかけて、1.2kgにも満たない体にメスを入れて麻酔して、また、この世に戻ってこれるのかどうか。。。
50万もあれば、みんなに もっとしてあげたいことが山ほどある。
さてさて
ラッキーの犬生は繋がって行くのか行かないのか。
つづく
ラッキーが旅立つ日に備えて 3
そして
先生が出てきて、検査終わりました。
今から現状の説明をします。
まず、先生は掛かりつけ獣医の診断の素晴らしさを褒め
この程度の雑音を、聴き分けられた先生に
感謝してくださいと言われ
この子は、本当にラッキーですね
と言われました。
そして、本題に
結果は
動脈管開存症。
心臓の絵を見ながら一つ一つ説明をしてくれました。
動脈管開存症とは…
動脈管というのは、大動脈と肺動脈をつないでいる部分で、肺呼吸の必要のない胎児の時代には正常にあって当然なものです。生後二日目までには、これは自然と閉じてしまうのですが、そのまま閉じないで残ってしまう状態が動脈管開存症です。聴診器で聞くと、ザーザーという連続したおかしな音が聞き取れます。このような症状から、この疾患が疑われたらすぐに心臓専門で、この疾患を治療しないと、2歳までにほとんどの犬が何らかの症状を示すんだそうです。
そして、先生はこう進めます。
今だと、オペの成功確率は98%
8ヶ月 1歳と進むに連れて段々確率は下がって行きます
なので、この疾患は早ければ早いほど
完治しやすい。
また、先生はブリーダーさんと言う事も踏まえて
オペをしなかったら、必ず亡くなると言う訳でもありません。
10歳まで生きた子もいると聞いてます。
そう締めくくり
お金を払い
病院を後にしました。
さぁ……ここから…夫婦それぞれの
心の葛藤が始まりました。
……つづく

