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tiny-heaven

背骨を真っ直ぐに打ち直したら

肋骨を帆にして

リズムを持った心を紡ごう


脚を鳴らして
胸を震わせて。





少し、あたたかく感じる夜だったから
久しぶりに路上に出た先週のこと。


歌うこと自体ほんとうにすごく久しぶりで
体の隅々まで何か新しい血が通うミタイな、すごく心地良い感覚だったの。

そしたらお客さんが三人、寄って来てくれてあったかい缶のコーンスープをトンって置いてくれて。

足を止めて、腰を下ろして聴いててくれた。

、かと思ったら
横からすっと、また別の人が「頑張ってください」て缶を並べていってくれて。

ふたりで座ってて、
コーンスープ4缶。笑

コーヒーじゃないのって、すごくあたたかさを感じるのあたしだけかなあ
コーヒー飲めない人っているじゃない?なんかそういうの考えてくれてる気がして。

腰を下ろして聴いてくれてた三人は
2、3曲聴いたあと帰っていった。
「ありがとう。染みました」なんて、
こちらこそありがとうでしかない言葉をくれて。


趣味の範囲です、なんて言いながら
しっかりちゃっかり生き甲斐になっているこんな瞬間。


気付いたらもう4年目、
いや5年目になるのかな。

たまあに、ギターを抱えて地元の夜の駅に座り込むようになったのは。


冬の路上はしん、として
空気が冷え込んでいるから
きれいに声が通る。

かじかむ指も爪先も
そんな声に救われる。

人のうた、うたってるだけなんだけどさ。


昔から数えて
少しだけ肝も座った。
歌える歌が少し増えて、すきなコードもまだまともに鳴らせるようになった。

上手に曲が書けたらいいのにな。


忘れてた熱が
ほんの少しだけ灯りだしたことに最近気づかないようにしてる。


自分のうたを歌えたらいいのにな。



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