輪郭に光を纏うその姿が、
とても美しく視えるから
少し下から覗いてみる。
シルエットはアウトラインが際立ってこそ
美しくそこに在ることを教えてくれる気がして。
とても、
とても純粋な愛の形を見た。
愛というよりは
想い、という方が近いのかもしれない。
人を人として想い敬い、
そして慈しむことは
理屈やしがらみが必要なものじゃないんだね。
そんなことをひしひしと全身で感じながら
しあわせな涙を流したのは、久しぶりなことで
あの夜はそのことさえも、わたしを幸福にしてくれた。
人は誰かを光とし、
その光を受けて輪郭を作ってゆく。
そして、愛しみとして光を放つ。
閃光のような強い瞬きじゃなくていい。
穏やかに、照らし続けることが必要なんだ。
光へ蕾を持ち上げて、
ゆっくりと花弁を開け。
光を受けるがゆえに
生まれる影をも抱きしめられることを
愛と呼ぶことを信じている。
