同じ場所で待ち合わせをして、
同じ場所で食事をして。
偶然同じ席に通されて
少し違うものを注文して。
同じバスに乗って、家路に着いた。
あの日よりずっとずっと 満たされた胸を抱えて。
あの日と何より違うのは、
わたしたちに名前が付いたことで
手を繋いだままで寄り添って歩くことだとか
端から見える姿に何も違いは無いのだろうけども。
胸が潰れるか、もう泣き出してしまうか
どちらが先なんだろうか、と
そんな不安定すぎた情緒を抱えた自らを目の前に重ねては雑踏を歩く。
間違いも無く繋がれるきみの手
憂いではなく愛しいを向けてくれる眼差し
こんな日々は
きみと迎えられないと思っていたよ。
ひとつずつ、ゆっくり重ねて
そうしてこうやって ちゃんと歩いていきたい。
間違いもなく、その隣にいたい。
---かんじんなことは
目には見えない。心で見るんだ----
その心を探しては、この手を添えて
同じような心を寄り添わせたい。
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