身長143cmの小さめ母、Tinyです。

 

じんは特別支援学校6年生。

発語なし・自閉症・最重度知的障害があります。

 

言葉はないけれど、主張は強め。

今日もいろいろ起きています。

 

特別支援学校6年の息子、じん。

 

平日の夕方。

久しぶりに、90年代、00年代の曲を聴きながら、夕飯の支度をしていました。

 

 

学生時代、
恋愛に、勉強に、将来に。

 

いろいろ夢を見ながら、
一生懸命だったなぁ。

 

 

そんなことを思っていた時、
放課後デイから電話がありました。

 

 

「じんくん、熱はないんですが、鼻血が出て、寝転んで動きません」

 

なんじゃそりゃ。

 

 

鼻血。
寝転ぶ。
動かない。

動かないって。笑

 

 

とは思いつつも、
もし病院に連れて行った方がいい状態なら、
このまま迎えに行った方がいい。

 

 

そう思い、急いで支度をしました。

 

先生の話し方や、状況を聞いた感じでは、
たぶん大したことはなさそう。

 

 

でも、ちょっとしんどいのかな。

 

 

念のため、病院に行くことも考えて、
保険証や診察券の確認をして、
お父さんにもLINEだけ入れて。

 

 

夕飯の支度はいったん中断。

 

バタバタしながら、
放課後デイへ向かいました。

 

 

そして、ドアを開けると——

急いで帰りの準備をしようとして、
にっこにこで走っているじん。

 

……元気じゃん。笑

 

 

 

おそらく、前日の夜、
夜中から起きていて、ただ眠たかっただけ。

 

 

そこに鼻血も出て、さらに疲れて、
そのまま寝そべっていただけだったのだと思います。

 

 

ま、そんなこったろうとは思っていたけど。笑

 

 

でも、こういう電話があると、
一瞬で母の頭は切り替わります。

 

 

病院か。
お迎えか。
家のことはどうするか。
夕飯はどうするか。
お父さんに連絡しておくか。

大したことがないかもしれない。

 

でも、万が一も考える。

 

その繰り返しです。

 

学生時代に思っていた「一生懸命」と、
今の私の「一生懸命」は、
種類がまったく違います。

 

 

昔は、
がんばったら何かが変わる気がしていた。

 

 

勉強も、恋愛も、将来も、
努力した分だけ、少しずつ前に進めるような気がしていました。

 

 

でも今は、
がんばったからといって、
どうにかなることばかりではありません。

 

 

むしろ、どうにもならないことの方が多い。

 

 

それでも、
今日もなんとか1日を過ごしている。

 

ごはんを作って、
電話を受けて、
迎えに行って、
心配して、
拍子抜けして、
また笑って。

そんな毎日です。

 

 

きっと、今まで生きてきた経験からなのかな。

 

どうにかなる。

というより、
なるようにしかならない。

 

そんなふうに思えるようにもなってきました。

 

一生懸命。

 

でも、私と同い年の推しは、
「一笑懸命」と言います。

 

ほんと、そう。

 

一生懸命も大事だけど、
一笑懸命がいい。

 

笑えるところを、ちゃんと拾っていきたい。

鼻血で動かないと聞いて、
急いで迎えに行ったら、
にっこにこで走っていた。

 

 

そんな日も、
笑って終われるなら、きっとそれでいい。

 

 

夕飯を作りながら聴いていた懐かしい曲のせいか、
ふと、昔見ていたドラマのことまで思い出しました。

 

 

1995年のドラマ『未成年』。

デクちゃんを、毎週見ていました。

 

そして2026年の今、
私はデクちゃんに少し似た子を育てています。

 

まだ11歳だけど。

 

そんな小さなつながりだけで、
なぜか今日も頑張れる。

 

推しってすごい。

いてくれて、ありがとう。

 

 

 

 

 

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。