娘の硬筆の作品が校内で選ばれ、市の書き初め展へ出展される
というので、先週末、見に行ってきました。
会場には、毛筆、硬筆ともに各学校で選ばれた作品がずらり。
昔、自分が書いたことがあるような課題もたくさんあって、
少し懐かしい気分になりました。
母が書道の師範だったこともあり、自分が小学生だったころは、
習いに来ている生徒さんと一緒に、お習字の練習をしたり
していましたが、母はなぜか私にはあまり指導してくれず・・・
ただ、毎回言われていたことは「元気よく、のびのびと書きなさい」と。
当時は、なぜもっと教えてくれないんだろう?どうしたら上手に
書けるのか知りたいのに・・・と思っていましたが、今回、
展示されている作品を見ていると、確かに元気よくのびのびと
書かれている字はとても魅力的に感じました。
整った美しい字ももちろん良いのですが、子供ならではの
ダイナミックな作品は、また味があって良いなと。
娘にも、”女の子だからある程度、字は上手になって欲しいな”と
思ってはいるものの、結局、書道は習わせずに今まで来ています。
いつか子供ができたら、書き初め展に出す作品を練習させる時、
自分も力が入るのかな?なんて思っていたら、今回選ばれたのは
学校で書いたもので、言わば私の知らないところで、
100%娘一人の力で書いたもの。
そう考えると、ヘタに親が口出しして出来上がった作品より、
よっぽど価値があるんじゃないかなと思います。
我が子だからこそ、つい、あれこれ言いたくなりますが、もっと
子供の力を信じて、見守らないといけないな・・・