トイレトレーニング本当にできてる? | タンタンとパパの子犬の社会化ブログ

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子犬を迎えて最初にやらなければいけないのがトイレトレーニングでしょう。

 

これがうまくいかずにあちこちでオシッコされて、

「もぉ〜、おトイレでやらなきゃダメでしょ!」などと怒ったり、

粗相したところに鼻を擦り付けて叩いたりする飼い主さんもいると思います。

 

でも、叱っても正解は教えられません。

 

トイレトレーニングこそ『条件づけ』で教えていけるんですよ。

 

方法的にはいくつかありますが、

子犬だってどこにでもするわけではなく、

大体何ヶ所か匂いがついてオシッコをする場所が決まってきます。

 

ですからいつもオシッコをしがちなところに全部ペットシーツを敷いておいて、

その上でオシッコをしたら「オシッコいいこね〜」と褒めておやつを与えます。

 

子犬はそこでオシッコをするとご褒美がもらえることを覚えますから、

そこで排泄するように『条件づけ』されるわけです。

 

最初はあちこち敷いておいたペットシーツ(トイレ)も

最終的には1〜2箇所に絞られるはずです。

(オシッコとウンチの場所を分ける個体は少なくありませんが)

 

あと、一回用を足したペットシーツではしたがらない子もいますので、

まめに替えられない場合は複数のトイレがないと粗相の原因になります。

 

ペットシーツの上で排泄するとご褒美がもらえること、

飼い主が見ている時でないともらえないこと、

これらを学習すると賢い子ならすぐに飼い主の意識を向けて、

ペットシーツにいそいそと向かい見られていることを確認したら

排泄してドヤ顔で褒めてもらいに来るようになるでしょう😉

 

 

ただ、これと並行して教えていきたいのが、

排泄して欲しいタイミングでやってくれるよう

コマンド(キュー)で排泄できるようにすることです。

 

これを覚えると、ドッグカフェなどに行く前に排泄を済ませてくれるので

安心ですよね。

 

自動車で高速道路を利用する際も、

パーキングエリアでキューに応じて排泄してくれると助かります。

 

よく「うちの子は外に出ないとオシッコしないんですよ〜」

っておっしゃる飼い主さんがいらっしゃいますが、

大雨で散歩に出られない時や病気で外に行けなくなった時など

家の中でも排泄できるようにしておかないと愛犬が無理に我慢してしまって

つらい思いをします。

 

ぜひできるよう練習してみてください。

 

 

 

これも子犬の頃が教えやすいでしょうね。

 

子犬の頃は朝起きたらすぐオシッコ。

ご飯を食べたらすぐウンチ。

 

というように排泄のタイミングが分かりやすいですから、

そのタイミングでペットシーツが敷き詰めてある小さめのサークルに入れて、

「ワン・ツー、ワン・ツー」とか「オシッコシーシー♪」などと

決まったコマンドを聞かせ続けます。

 

 

ほどなく排泄するでしょうから、できたら「おりこうさんね!」と褒めて、

小さなおやつを与えます。

(排泄しなければなにも与えずまた15分後くらいに再度トライしてみてください)

 

これをやっていると、コマンドと排泄のもよおし感が条件づけられますので、

お外にいてもコマンドを聞くとしたくなるというわけです。

 

 

 

「うちの子はペットシーツで遊んでビリビリにしちゃうんですよ〜」

という場合はメッシュのカバーがついているトイレをいくつか買ってください。

 

 

ちなみに一回オシッコすると同じペットシーツではしないタイプの子に

ワイドサイズのおトイレを使う場合はレギュラーのペットシーツを

2枚ならべて使った方が経済的です。

 

濡れたところだけ交換すればいいですから...😉

 

 

 

 

 

↓これはレギュラーサイズのペットシーツ2枚分ぴったりの大きさです。

 

 

 

 
 

 

 

グルっと回転しないと出ないタイプの子はこちら↓