みなさんは愛犬の肛門腺絞りはできますか?
愛犬がお尻を床に擦り付けるような動作をしたら肛門腺絞りのタイミングです!
いつでもすぐサロンや動物病院へ行って絞ってもらえる人はいいですが、
急には行けないという人も多いとおもいます。
この暑いのに連れて行くのも一苦労ですよね。
でもすぐに対応しないと肛門を擦り付けすぎて擦りむいてしまうかも😰
定期的にやればいいというわけでもないので、
痒そうにしていたらすぐ自宅でできるようになっておいた方がいいかもしれませんね...
やり方は検索すれば丁寧に解説した画像や動画がありますので、
参考にするといいでしょう。
犬の腰を脇で保定しつつ尻尾を掴んでグイッと引き揚げ、
肛門を若干引き出すようにし、
8時と4時の位置にある肛門嚢ふたつを親指と人差し指(または中指)で感じつつ、
下(奥)から肛門に向けて絞り出します。
これもかなり強めにやらないと出てこないので、
痛がりますししっかり保定していないと噛まれるかもしれません...
そうならないためにもスモールステップで、
少しづつ慣らしていく必要があります。
(できれば二人でやって、一人が頭を保定して意識を頭のほうに向けたほうがいいでしょう)
尻尾を掴まないと肛門が出てきにくいので、
コーギーやフレブルなど根元から断尾されている犬種はちょっと難しいでしょうね😥
さてこの『肛門嚢を確認しつつ』というところが重要で、
みなさん適当にティッシュを当てがってこの辺押せば出るだろうと
グイグイ押すのですが位置が間違っていると肛門腺液が出ませんし、
余計な痛みを与えてしまいます。
間違って肛門嚢の上の部分を下向きに押していたりすると、
最悪肛門嚢が破裂してしまう恐れがあります...😱
実は肛門腺液は出やすい子と出にくい子がいて、
出にくい子はティッシュなどを何枚も当てがうと、
なかなかうまくいきません。
私も過去に暮らしていた犬たちは、
特に絞るのが難しいと感じたことがなかったのですが、
タンタンは肛門嚢が奥の方にあるらしく、
なかなかうまく絞ることができませんでした。
そもそも肛門腺液は手につくととても臭いことが分かっているため、
なかなか素手で絞る気にならないというのが問題なのでしょうね。
でもちょっと待ってください!
獣医さんやトリマーさんたちは薄手のニトリル手袋をして
絞っていませんか?
これだと指先がすべりませんし、液が手につくこともありません。
そして薄いので肛門嚢の感触をしっかり確認しつつ絞ることができます。
そして液が出てきたらテイッシュかウェットテイッシュで拭いて
ティッシュごと手袋を裏返しに外して手首の部分を縛って捨ててしまえばOK!
匂いも漏れません👌
手袋を買う時はサイズは間違わないよう気をつけてくださいね。
ピッチピチよりは少し余裕があったほうが脱着が楽ですし、
破れにくいです。
(粉は付いていないほうがいいです)