すき
と言う感情を求めて
旅にでる

遠い昔に
置いてきてしまった
あの気持ちに

懐かしい匂いを嗅ぎ
忘れてしまっていた
あの感触に

この橋を越えたら
そこに
君が立っているような気がして

胸を踊らせ
歩んでいく

もう少し
もう少しで
渡れるはずだ
と 笑みを絶やさなかった

辿り着いた
向こう側には
時と言う常識が
待っていた

いたずらに過ぎた
時だけが
密かにいらない
贈り物をおいていく

人は
ぐちゃぐちゃに心が
砕かれた時
まず
小さく笑い
大きく息を
継いでから
己を慰める為に
次の感情を
運ぶものである

喜怒哀楽が
唯一の
処方箋であることを
その橋は
教えてくれた

天使がいると聞いたことがある

私は見たことも感じたこともない

ただ

それに似た感性には触れたことがある

紛れもない人間なのだけど

見たこともない 雰囲気だ

慈愛に満ちた

その笑顔に

ついつい

埋れたくなってしまう

真実が一つならば

私は決して触れることが

できないのであろう

こんな泥にまみれ

汚れた手には

その温もりさえも

感じれないのだろうから


歩んだ道でさえも
どれが正解で間違いなんか
わからないものである

困ったことに
自分で選ぶ道は
いつも険しい

それでもやっぱり
後になると
全てが良い経験で
己の成長へと
繋がっていた

今となっては
全てが正解だったのかもしれない

望みが叶った事は
一度もない事にも
気づく

高い望みを
望んでいるのだろう
今 おかれている
この場所には
とどかない望みなのだろう






目の前にあるんだ
僕が描いた夢が
ずっと
望んでいた原形が
それでも
一歩足を引くのだろう
常識に 世の中に
背く事ができず
感情を隠し 押し殺し
下を向き
歩むのだろう
こんなに近くにあったのに
僕は殻を破る事ができず
不幸になるのだろう

力強く
天に向った
その芽を
ばれないように
そっと
摘むのだろう
それが
皆の幸せだと

なんてつまらぬ
愚かな生き物なのだろうか
それでも
これが
Bestに違いない