わかっちゃいるけど
何度も繰り返してしまう
悪い癖

それは
自らネガティブに考えてしまうこと

これは
あまりにも多く敗れてきた
結果であり
もう同じ苦しみを味わいたくない
という慎重さでもある

いや
人と同じことができていない
自分への
慰めなのかもしれない

ひどく遠回りをしているけれど
必死に生きていることは
皆と変わらないはずだ

しかしながら
世の中と老いというものは
待ってくれるものではない

さらに
このような考え方を
甘えとまでも言われてしまう



キラキラ眩しいあなた達よ
俺だってあなた達と同じで
必死に生きているんだ
地位や名誉はあなた達と
違うかもしれない
しかし
同じ地面に立ってるんだ
同じ空気を吸ってるんだ

見返してやろう
なんて思わない
ただ
死にものぐるいで
必死に生きている奴だって
いるんだ

負けたくない
その笑顔には
負けたくない

思いっきり
くしゃくしゃに笑える日が
来るように

俺は前に
進むことに
決めた

結果など
どうだっていい
人の目 老い
地位や名誉など
どうだっていい

止まらず
走り続ける
それが
俺が生きてきた
生き方だから

世の中よ
キラキラ眩しいあなた達よ
笑えばいい

いつか
その笑みよりも
笑ってやるから




幸せだったかい
と聞かれると
返事に困ってしまうだろう

そのときは必死に
ただただ必死に
城を護り続けた

どんなに己を擦り切らしても
護るべき物があった

しかし
幸せだったかい
と聞かれると
何て答えるのだろう

多くの人に出会えた
多くの事を学ばさせてもらった
そこには
笑顔や涙もあって
クタクタになりながらも
間違いなく
日々を生きていた

けれども
幸せだったかい
と聞かれると
顔がひきつるだろう

では今は
幸せなのかい
と聞かれると
これまた上手い
返事ができないのであって…

要するに
幸せというものが
わからないワガママな
人間なのです



気配を感じたけど
振り向かないんだ

そこにいると
わかっていたけど
振り向けないんだ

もし
振り向いたら
僕はまた
自分の気持ちに
嘘をつかなくてはならないから

それでも
背伸びをする一輪の
それはとてもとても
綺麗な華が
僕の音を奏でるから…

決めたのに
振り向かないって
決めたのに

僕は僕が
傷つく道を選び
陽だまりに微笑む華に
目を向けてしまうんだ

ひとときでも
僕の中に
安らぎを与えてくれる
華なんだ

決して摘むことの
赦されない
この世に一輪しかない
華なんだ

どうか
枯れないで

僕が
水を与えることは
赦されないけれど
僕は
その美しさに
水を与えてもらったから

ありがとう