色々とありました。
文章で簡潔にまとめると、
ごく当たり前で普通の日常生活を送っていた1年なんですよね。
誰でもそうさー。
この1年のブログを読み返してみると、
その辺りのことがちょいちょい出てきてますね。
ちょうど半分が妊娠中。
主治医はよく耐えたと言ってくれました。
最初は妊娠に半ば反対の立場でした。
自分が望んでいたことなのに、
私は弱音ばかり吐いていました。
つわりが辛過ぎて、心が折れていた時もありました。
大学病院へ通ったり、減薬の指導もしていただき、たくさん応援していただきました。
もちろん、パパがたくさん助けてくれた日々があってこそですが。
投薬治療をしながらの妊娠生活。
最後まで断薬はできませんでした。
断薬することを選ぶなら
入院生活を選ばないと、
とてもじゃないけど、
普通の生活は送れませんでした。
大学病院での検査とカウンセリングで、
主剤のリーマスは妊娠禁忌でしたが、
私は予め知っていたので、
実は主治医には内緒で
飲んでいませんでした。
もう一つ、主剤をサポートしている
ラミクタールが双極に承認されていなければ、妊娠は諦めていたかもしれません。
大学病院で、説明を受けた限り、
やめられそうにない薬の、
胎児への影響は
基準値の3%以下でした。
なぜ、3%が基準値かというと、
どんなに健康な夫婦の間にも、
全体の3%程には何らかの奇形がある、
という統計に基づいています。
奇形の定義は、見た目に限らず、
脳や臓器なども含まれた値だそうです。
つまり、薬を飲んでいることが原因で起こる確率の方が低いという結果でした。
大学病院でのカウンセリングは、
各種、薬の詳しいリスク説明と、
主治医の指導の元なら投薬治療を継続できる、という話でした。
カウンセリングの前後に、
妊娠を継続したい意思と、
投薬への不安を数値で答えて欲しいと言われました。
継続の意思は前後とも100%。
投薬への不安は、カウンセリング前で、
50%、
カウンセリング後は30%と答えました。
このカウンセリングは、
紹介状があれば、
国立の大学病院で自費で受けることができます。
今、考えると、妊娠中の不安は、
果てし無く続く暗闇でした。
安定期は、割と楽しく過ごそうと、
活発に活動しましたが、
後期になると、次は出産と産後の不安。
今、産後半年が経過しましたが、
未だに出産はトラウマです。
主人は女の子も欲しいな~。
とつぶやきますが、
次がもしあるならば、
無痛分娩にしたいです…。
入院中に、主治医の代わりにほぼ毎日
処方のことや、カウンセリングをしてくれたのは、同年代くらいの女医さんでした。
私が通う総合病院の精神神経科は、
半分の外来が、こども外来です。
私の主治医も、入院中の先生も、
本当は、子どもの精神発達遅滞や
不登校児などのカウンセリングの方が
専門だったりします。
私も、子どもと変わらないんですよね。
精神年齢は、まだティーンズですから。
促進分娩で、2日がかりで出産し、
産後も体調が悪い日々。
その先生は、なかなか案ずるより産むが易し、とはいきませんね…。と。
先生は、出産の辛い場面や、問題を抱えたお子さんや家庭をたくさん見ているからか、自分には出産も子育ても無理そうです…と仰っていました。
それだけ、出産、育児には難題が付き物なんだろうな、と感じました。
先生は、かわいいイラストつきのお手紙を書いて下さいました。
産後の処方や授乳のスケジュールのことでしたが、とても嬉しかったです。
産後の振り返りは、また後半へ。。。
前半分が長くなり過ぎました