本屋さんで表紙を見て
古代出雲王朝 の文字が目に飛び込んできたので
ああ~8月に出雲で踊りの会されたし~
てっきりその時の絡み話題かと思いきや

・・・んな訳なかったです

発売中の

芸術新潮 2009年10月号
 特別定価1500円
 JAN:4910033051091

市川染五郎の さらなる挑戦
 ~乱歩歌舞伎、決着の巻

    【 聞き手 】鈴木英一氏

テ ィ ン ク の 覚 え 書 き-芸術新潮・乱歩歌舞伎1

  → 本 ココでちょっぴり立ち読み出来ます! (PC対応)


やはり10月国立大劇場で上演の
京乱噂鉤爪~人間豹の最期 の話題です

聞き手が鈴木さんなので
さぞかし おしゃべりも・・・ 
いえいえ対談も和やかに饒舌に? (^▽^;
進んだことでしょうね (笑)

乱歩歌舞伎について
どこかで読んだような聞いたような事も
書かれています まっそれはそれ
初めて知る方もいらっしゃるわけで


国立劇場は伝統文化の保存継承の為
古典伝承作品の通し上演
古典台本の復活をモットーとする組織
・・・その国立劇場で
乱歩歌舞伎という新作上演が叶ったことのうれしさや
大劇場規模で上演出来たことの意味


人間豹という言葉さえ 世間になく
この前までこの業界では2人(染・鈴木)しか
興味を持っていなかった
“ 人間豹 ”を
今 スタッフ皆が当然のように語りあい
肉付けしていることが
おもしろくもあり 感慨深くもあると


原作には人間豹という存在自体に
何故この世に生まれ
美女ばかりを襲うのかという
理由も根拠もないわけで
“劇界に呼んでしまったキャラクターに
自分なりに後始末をつけたい”
 と


ご存知の方もいらっしゃるでしょうが
乱歩は先代勘三郎さんの後援会長でもあり
相当な歌舞伎好きとしても知られています

“今ご存命であれば・・・
絶対に僕の為に新作を書いて頂きたい”


これは乱歩に伝えたいことは?
と聞かれた染五郎さんのお言葉です


傾奇おどり がラスト
竜馬がゆく の完結
人間豹    の最期
と今年は何故か “最 後” が続く染五郎さん

最後があるってことは・・・始まりがあるわけで

次の新しい挑戦 = 出会い
はどんなでしょうね 楽しみです


対談最後の方で いっそのこと
エドガー・アラン・ポーの翻案なんてどう?
と鈴木氏に話題を振られ
“念ずれば
実現するという事がわかったので・・・”



おっとその前に
後始末 とくと楽しませて頂きましょ ( ̄ー☆


このほか 小特集で
ひらけ乱歩! なんてのもありますが
 (こちらは染五郎さんは絡んでおりません)

テ ィ ン ク の 覚 え 書 き-芸術新潮・乱歩歌舞伎2
  → 本 ココでまたもや立ち読み! (PC対応)

この芸術新潮
全ページカラーだから?なのか
ちょっとお高めの本です

このインタビューの為に・・・
はご自分でご判断下さいませ~(笑)

またもや営業妨害? (^▽^;
いえいえ しっかり販促活動ですよね?これ

 → asahi.com 9/26付ひらめき電球
    明智と人間豹の対決「京乱噂鉤爪」
    乱歩歌舞伎、視覚的に

しかしながらこの芸術新潮
今回の出雲特集は なかなかおもしろい!
歴史好きはもちろん 歌舞伎好きならっていう話題も
八岐大蛇 (やまたのおろち)や
素盞鳴尊 (すさのおのみこと)
まんま 日本振袖始 の世界です~


※当ブログ関連過去記事
  → 江戸宵闇妖鉤爪 2/9付 
  → 美術的観点 4/25付
  → 宙乗り再び *゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆ 5/19付
  → 乱歩も知らない夢の続き 6/19付
  → 最期の対決 8/11付
  → いくらなんでも 8/26付
  → 予習?いえ復習の方も・・・ 9/14付