うちのお母ちゃんは
いつも怒ってた。
うちのお母ちゃんは
いつも外では
ニコニコして、
私の友達の前でも
ニコニコして、
みんなから
いつも可愛いって言われて、
（娘の私が言うのもなんだけど
小さくてニコニコしてて
乙女な人で、可愛いの）
でも、うちの中では、
いつも疲れた顔して、
私が「お母ちゃん」って
呼びかけたら
いつも
「なに〜😫？」って
面倒くさそうな
顔をする。
私はその顔を見るのが
すごく悲しかった。
こんばんは。
心理カウンセラー
おむらちもです。
あなたもお母さんに対する複雑な
思い、きっとあるよね。
すごくひどい事をされて
育ってきた人はもちろんだけど、
ほんと、仲良さそうな親子でも
みんな何かしら色々
あるんだなぁってカウンセラーに
なってから知った。
私もね、小さい頃から
お母ちゃんのそんな顔が嫌やった。
外ではあんなに
ニコニコしてるのに
「どうして私の前やと
そんな顔するの！」
悲しい気持ちと、
怒りたくなる気持ち。
でも、そんなネガティブな思いに
振り回されるのが苦しくて、
いつの間にか
「ポジティブな気持ち」で
蓋をするようになっていった。
「お母ちゃんにも色々あるやんな。」
「お母ちゃんも苦労人やから。」
「私は子供やから
負担かけてるし。」
「私がお母ちゃんを笑顔に
してあげたらいいやん。」
そんな風に思うようにした。
でも、まだ悲しくて、寂しくて。
お母ちゃんは
ずっと笑ってくれなくて…
もう見るのがつらくて、
これ以上
傷つきたくなくて、
いつからか
お母ちゃんは怒ってない。
笑ってるんだ！って
思い込むようになった。
私は家庭環境が複雑だったことで
小さい頃から
かなり思考調整をして
バランスを取ってきたみたいで、
イメージを勝手に作り出すことが
できてたんだよね。
今から考えると、
なかなかの「イメージ職人」
やったと思う。笑
それで救われてきたことも
たくさんあるんやけどね。
だから、
毎日怒ってたお母ちゃんを
見てきたのに、
心の勉強をするまでは
「お母ちゃんはいつも笑ってる」
って思い込んでいた。
でも、心理カウンセラーの勉強をして
自分の中にある
あらゆる思い込みを紐解いて、
「お母ちゃん
ずっと怒ってたやん！！」
ってなった😅
びっくりした！！
そして、それに
悲しんだり怒ったり
してる自分がいることも知った。
そうかぁ。
私、悲しかったんや。
寂しかったんや。
腹立ってたんや。
そして、
私もお母ちゃんに、
表面上はニコニコして、
自分の心の中では
ふん！ってすねてたんや。
そんなことにも気づいた。
「お母ちゃん、
いつもそんな顔してたら
私、悲しいよ。寂しいよ。
本当は笑って欲しかったよ。」
そんなことをずーっと思ってた
小さい自分と出会って、泣けた。
そんな自分に会ってからは、
ネガティブな自分を否定しなく
なって、自分を好きになれた。
ポジティブは身を守る時もあるけど
ポジティブに偏りすぎて
自分の本音がわからなくなって
自分の気持ちに寄り添えなくなる
事がある。
自分の気持ちを
自分がわかってあげてなくて、
ネガティブな思いはダメだと
全否定してたら、
心の奥がタコ糸でぐるぐるに
巻かれたみたいになって、
苦しくなっちゃうからね。
ネガティブでもいいんだよ。
ネガティブもあって当たり前
なんだよ。
だって、
喜怒哀楽、全部もらって
生まれてきたのが人間なんだから。
自分の本音に
耳を傾けてあげよう。
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