目の前の問題に対処していると、本当に解決したいことが見えなくなる | 田端SUN家のブログ

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生きるが満ちている!人生の学び舎をつくる人 
田端智子のブログです。

こんにちは。

 

生きるが満ちている

人生の学び舎をつくる人

田端 智子です。

 

昨夜はすごい雷でしたね。

遠くで鳴り響くというよりも

近くで

「ドカーン」「ドカーン」と鳴っていて

「すごい近いところで落ちているな」と実感しました。

九州地方では大雨が続いているそうで、

早く抜けていくことを願っています。

昨日の雷雨から一転、今日の朝焼けはめちゃくちゃきれいでした!

さぁ今日も行きましょう!!

 

今日は育児で気づいたことを書いていこうと思います。

 

 

  息子の話で動揺…

 実は、私、中学校に入った息子のTシャツの

生乾き臭なのか汗の匂いなのかが

ずっと気になっていました。

小学校の時はそこまで臭いを感じなかったのに

毎日感じることに

「????」

「中学生に入って、一気に活動量が上がったからかな?」

と思っていたんです。

 

そんな時に

息子から友達に

「お前のシャツ○○の匂いがするぞ」と

言われたそうなんです。

本人は、ひょうひょうとしながら話していたので、

全く気にしていない様子。

 

でも、その話を聞いたときに

私が、すご~く動揺したんです。

それは何故か・・・?

 

それは

 

  自分の過去と重なったから

自分の中学生の時と重なったからでした。

中学生になると、一気に気持ちも身体も変わり、

いつ思春期に突入したかは、わかりませんでしたが、

周りからどう思われているのかが

とても気になっていました。

 

そんな中

身体のことで、笑いのネタにされたことがあったんです。

それは、腕にある痣(あざ)のことでした。

今だったら、すっと流せたのでしょうけれども、

その時期、自分もちょっと気になっていたので

「おい、鼻くそついてるぞ」と言われた時に

「あ~~~~~言われちゃったよ」って

凹んだんです。

なぜ凹んでしまうのか。

それは身体のことで

自分ではどうにもできることではなかったことを知っていたから。

隠すこともできないし、

消すこともできないものだって知っていたので、

どうにもできなかったんです。

 

 

さらに、私は昔からすごく汗っかきなんです。

それも言われたことあって、

ずっと悩んでいたんですね。

汗のことも

「悩む必要ないじゃん」

「代謝が良いから良いじゃん!!」

あざのことも

「あざなんて、気にすることないよ」

と周りの方は思うかもしれませんが、

自分ではずっと気にしていたことだったし、

自分ではどうにもできないことだったので、

その部分を言われた時に、すごく嫌だったんです。

 

その当時、私は母や父にそのことを相談することは

できませんでした。

だって、言ったって仕方ないし…。

我が家はみんな汗っかきだし…。

あざはどうにもならないし…。

こんな理由からでした。

 

 

  息子の話と自分の過去が重なった

 息子から、臭いのことで友達に言われたことを聞いたときに

「息子にあんな嫌な思いをさせてはいけない」

という自分の勝手な思いが先行して、

どんどん勝手に動き始めたんです。

まずは

1 洗剤の使用

2 柔軟剤の使用

3 制汗シートを購入

でした。

環境のことを考えて洗剤を極力使わないように

水道栓にバルブをつけて使用していたのですが、

そこにプラスで、洗剤を使うことにしました。(環境にあまり悪影響を与えないものを選びました。そこは譲れなかった)

そして、柔軟剤も手作りして用意したんですね。

 

そして、実際に干してから、

乾いた洗濯物の匂いを嗅いだんです。

そのときに

「あれっ!?柔軟剤の匂いがしない…」と。

 

そこで私は、自分の思考の癖にビックリしたんです。

それは何か。

 

 

  問題がすり替わっている

それは、私の目的は

「息子のTシャツの匂いをどうにかする」だったのに、

洗剤や柔軟剤を使った行動に対しての結果を求め

「柔軟剤の香りがしない」という考えに変わり、

目的が

「柔軟剤の香りをさせる」になっていたことでした。

 

問題に対して、行動して結果を見ていくということは、

よくあることですが、

今回は

 

(問題)

息子のTシャツの匂いが気になる。その匂いが消えてほしい。

(行動)

洗剤と柔軟剤を使用した。

(結果)

柔軟剤の匂いがしないことが気になった。

「柔軟剤や洗剤を改良しよう」という考えにすり替わっていたんです。

 

問題に対して、行動をしたときにどんどんと

目的からズレた行為をしていってしまうことが

あるんだなと実感した瞬間でした。

 

本来の問題・目的は

「息子のTシャツの匂いが気になるから、それが消えてほしい」だったんです。

 

そこで、

ちょっと、そこで立ち止まり

「小学校の頃は感じなかったのに、なぜ今は感じるんだろう?」

とふと思い、

Tシャツ表記を見ました。

そうしたら、そこに原因がありました。

小学校は「ポリエステル60%、綿40%」

中学校は「ポリエステル100%」

素材の特徴をネットで調べたら原因が分かったんです。

 

 

  そこから学んだこと

今回の件で、

◎息子のことで動揺してバババっと動くときって、おそらく自分の中学校や幼少期の思い出が重なっていることがある。

◎問題に対して行動していくと、その結果に目が行ってしまい、問題がどんどんすり替わっていくということ。

です。

 

これって

子育ての中ではあるあるだなぁと思ったんですね。

目の前の問題に対処していると、本当の問題や解決したいことからは、ズレていってしまう、また、行動に対して結果を求めてしまうので、やることだらけになってしまうと。

 

例えば、

「時間通りに学校に行ってほしい」というおもいがあったときに

・じゃあ、車で送って行くね。

・朝の準備もママがするね。

・着替えの準備もママがするから、○○君は着替えてね。

って、結局お母さんがやることだらけになってしまう。

 

こういう事ってよくあると思うんです。
我が家も実際に何度となく、問題がすり替わるときがあります。

その都度その都度

「アッ!!」って気づいて

「またすり替わったまま、気づかずにどんどん違う方向に進んでいくところだった」

と立ち止まる。

 

本当に子育てってそれの連続なんだなと思いました。

 

日々の徒然ですが、

書き留めておきたいなと思ったことの

一場面でした。

 

それではみなさん

最高の一日をお過ごしください。