こちらは 川崎ブレイブサンダースAdvent Calender 2025の
12月21日回に寄稿するものです。
こんにちは。
2年ぶりの登場ドイケンです。
去年は大盛況で枠がすごい勢いで埋まっていたので見る専でしたが
今年はちょっと寂しいということで筆を取りました。
今回はお金の話を書こうと思います。
大阪人はお金の話が好きなのです。
そんなに深い話ではないので
「そのくらい知ってるわ」と思われるかもしれませんが
おヒマな方は読んでいただければ幸いです。
さて、川崎はここ2シーズンほど苦しい戦いが続いていますね。
昨シーズンは18勝42敗(.300)で中地区最下位。
今シーズンはここまで5勝20敗(.200)で東地区11位
Bリーグ1年目から見始めた私なんかは
川崎ブレイブサンダース=強豪というイメージを
捨てきれずにいます。
強豪復活のためにももっと補強してよ!と言いたくなりますよね。
最近のBリーグを見渡せば北海道のジャリル・オカフォー
仙台のジャレット・カルバー、長崎のスタンリー・ジョンソンなど
NBAでバリバリやってた外国籍選手が次々とやってきて活躍しています。
ウチにも昨季アリゼがいましたがNBAでの活躍だけを見れば
上の3人はもう一段上というイメージです。
ただ!
みなさんご存知の通り現行のB1は今シーズンで一旦終了し、
来季からはBプレミアという新しいリーグに移行します。
そこではサラリーキャップが8億円と定められています。
大ざっぱに言うと選手全員の給料の合計がこの額を超えてはいけない、
という決まりで違反するとBプレミアからの降格や制裁金など
とても重い罰が課せられます。
ではこの8億円がどのくらいの規模の額かということで
昨季(2024-25)の決算とにらめっこしてみます。
https://www.bleague.jp/files/user/about/pdf/financial_settlement_2024.pdf
ここの10行目に「トップチーム人件費」というのがありますね。
この数字はあくまでも昨季の数字なので富永やオカフォーを獲得して大補強した
北海道はまだかなり少なめになっています。
トップチーム人件費は選手だけじゃなく
コーチやトレーナーなどの分も含まれているので単純に比較はできませんが
リーグトップは千葉Jの15億2600万円。
今季は元NBAのナシール・リトルも獲ったので
さらに上がっているかもしれません。
そこからA東京の14億4900万、宇都宮の12億6700万と続きます。
(細かい数字まで書いてると間違えそうなので10万の位以下は切り捨ててます)
コーチングスタッフのお給料がどんなものかわかりませんが
仮に総額の20〜30%くらいだと仮定すると、
選手の給料は
千葉J 10億6800万〜12億2000万
A東京 10億1400万〜11億5900万
宇都宮 8億8600万〜10億1300万
と8億を超えるので
来季もこのロスターを維持することはできない、ということになります。
じゃあ川崎はどうなのよということで見てみると
7億7300万円でリーグ12位。ちょうど真ん中くらいです。
こちらも仮に20%がコーチングスタッフ分だとすると
選手のお給料は6億1800万円ほど。
やった!サラリーキャップの8億円まで
まだ1億8000万使って補強できるぜ!!
と言いたいところなのではありますが…
再び昨季の決算に目をやると
一番下の24行目「当期純利益」が
▲9200万
決算書における「▲」とはマイナスを意味します。
そうです川崎ブレイブサンダースは
昨季の1年で9000万円の赤字を出したチームなのです。
無い袖は振れないと言いますが
補強したくても単純にお金がないのです。
これは大阪の▲1億5700万に次いでリーグワースト2位の数字です。
(大阪の赤字額も心配になりますが)
じゃあなんでそんなにお金がないのか、ですが
入場料収入は6億2700万でリーグ6位。
上位には千葉Jや琉球など
キャパの大きな新アリーナを持つチームが並んでいるので
Bリーグ開幕からずっととどろきアリーナで戦う川崎としては
健闘していると言ってもいいと思います。
物販収入も2億5700万で千葉J、宇都宮、琉球に次ぐ4位
みんな頑張ってグッズ買ってチームに貢献しています。
逆にちょっと物足りないのが
リーグ11位、9億4100万のスポンサー収入。
トップを見ると
A東京 25億4900万
千葉J 21億4000万
渋谷 17億8000万
と少し水を開けられてしまっています。
川崎がこの先も強豪チームであり続けるために必要なのは
ここなんじゃないかなぁと思っています。
おそらく営業さんも頑張って
地元のいろんな企業から出資してもらっているんだと思いますが、
世界のTOYOTAやmixi、セガサミーに札束でぶん殴られたら
なかなか太刀打ちできない。
どこかに川崎にゆかりのある大企業の社長さんはいないものでしょうか…?
もちろん、お金をかけないと強いチームを作れないなんてことはなく、
三遠の人件費は7億6800万で
川崎の7億7300万円とほぼ変わらないどころか
ちょっと安い予算であのチームづくりをしています。
そこは北卓也GMはじめ上層部の腕の見せ所ではあるんですが
チーム運営する上でお金なんてなんぼあってもエエですからね。
少なくともサラリーキャップ上限の8億円と
選手がIL入りした時の緊急補強に回せる分くらいの
資金力は確保してほしいなと思う今日このごろ。
(今季ロスコが怪我した時も誰も取らなかったですし)
この記事を見て川崎に出資しようって思ってくれる人が
いてくれたらいいなぁ。
さて、毎日誰かの投稿で埋めていくアドベントカレンダーですが
明日と明後日(なんなら昨日と一昨日も)今のところ空席になっています。
何か語りたい方、今からでも何か発信してみませんか?
なにもこんな長ったらしい文章書く必要はないと思いますよ。
誰かがこのバトンを繋いでくれると信じて。
ここまで読んでいただきありがとうございました。





