できることはある | ゆっくりまったりうっとり

ゆっくりまったりうっとり

裂織は古布の命を繋ぐもの。古い着物を解いて裂いて裂織でモノ作りをしています。

制作の話や猫の話、古物に囲まれた暮らしの話、好きなものや思ったこと。気持ちと出来事と作品の記録。

暑いですねー晴れ



眩しくて

経糸を張りながら、目がチカチカ。

経糸の色数が多すぎ。もしくは派手すぎ?




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今日も、よぎるのは被災地のこと。

暑い中の復旧作業

 





西日本豪雨災害



私の数少ない県内在住ブロ友さんのおひとり 「愛媛のみかん」さん

おなじみmoyism=モイさんの追っかけ仲間でもあります♡

特に被害の大きかった大洲市の方です。


昨日深夜更新の記事をリブログさせていただきました。

それまでは、この前の記事をリブログさせていただくつもりでした。率直なお気持ちの吐露に胸を突かれます。
2つ前の記事には、被災の様子がリアルタイムで捉えられています。
良ければ、合わせて お読みください。






数日前、別の被災地の知人に連絡を取りました。

安否確認は取れていて直接被害は無かったと聞いてはいたものの、なにか元気がないのを感じていたから。

そしたら、こんな話をしてくれました。



ご自分の仕事が終わってから、被災した複数の近隣地域へ お水や物資を運んでいたこと

あちこちで道路が寸断されていて、目的地に行くにも時間もかかるし気も使うこと

どこも見るのも辛い状況で、飲み水は届けられても掃除の水が足りず、なかなか洗浄が進まないこと

テレビなんかで見るのとは全然違う、のだそうです。視聴者への配慮か?(もしくは復旧後の風評被害予防のためか) 刻一刻と変わる被災地の状況は、伝えられてないことも多そうです。

同じ市内でも、被災してない地域と被災地域との気持ちの温度差があって

両方への関わりの温度差が辛い、と。


ご自身も一時は避難されていて、消防や警察や自衛隊の方々の働きを目の当たりにされていて

今まで何も知らなかった自分、というのにも凹む。

でも、今こんな話できる人がまわりにいないから…と。




昨年5月みかんさんと初めてお会いした日
被災地に近い場所で撮った写真




日常と非日常が近すぎて。

人と人の意識の違いが見えすぎて。


災害のたびに聞いていたことだけど、何も分かってなかった。

ごめんなさい。

今さらながらに色々感じてしまう自分の想像力の無さに、私も少し参っていました。 

ほんと弱っちくて嫌になるよ。




でも!

できることはあるよね!

そう思いました。

みんな、もう思ってた? 当たり前? あれれー?




愛媛・南予の美しい山



災害とは全く関係ないけど真顔 ←

昨日、ふと思い立って施設の義父のところに行ってきました。

いつもは寝てる時間帯だったけど、用事もあるし、まぁ寝ててもいいかーって。

そしたら、しっかり起きてて、びっくりポーン

数ヶ月ぶりに(義母を連れて行くようになってから初めて) ふたりで話をしました。

もともと義父と私が特に仲が良かったわけではないです。義父が病気になるまでは二人で話したこともないシュウトとヨメ。

それだけの事なんやけど、帰りの車の中で、なんだか心があったかくて

居てくれるだけでいい

って、こういうことなんだな、と。




人は人に支えられてる。

実感する この頃です。

支えたり、支えられたり。

できることを、今日も。




今回の災害で命を落とされた方々の
ご冥福をお祈りします。

一日も早く
日常が取り戻せますように。




やっと言えました。



最後まで読んでくださって、ありがとうございました