一瞬一生 | ゆっくりまったりうっとり

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裂織は古布の命を繋ぐもの。
古い着物を解いて裂いて裂織でモノ作りをしています。
制作と大切な日常の記録。


今朝、とあるところで こんなものを見かけまして。

「香月泰男美術館展」

ご存知ない方のほうが多いかも。

終戦後2年にわたってシベリアに抑留され、その時にも絵の具箱は手放すことなく

引き揚げ後63歳で亡くなるまで、郷里の山口県長門市三隅の地で創作活動を続けた洋画家。



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代表作である「シベリア・シリーズ」をうんと若い頃に画集で見たことがあって、それ以来ずっと気になっていた方でした。デレデレ



と、

ここで目に飛び込んできた文字が。


一瞬に一生をかけることもある。

一生が一瞬に思える時があるだろう。



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これ、昨日どこかで見て、引っかかってた文言じゃない?

シンクロってやつなの?ポーン



というわけで、仕事を終えた午後から観に行ってきました。

(さっき確認したら「一瞬は人生、人生は一瞬」。同じようで違うのかも。あれ?ニヤニヤ)




今回の展示は、画家自身が「<私の>地球」と呼ぶ故郷・三隅での愛すべき身近なモチーフを描いたもの。


香月の故郷にも似た、自然溢れる佇まい。

木々に囲まれた小さな小さな美術館。


家族、虫、生物、食べもの、花

静かで、健気で、奥深くから明るい生命力が立ち上ってくるような

そんな絵画たちを、ひとりきりで堪能しました。



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たくさんの作品とともに、数々の ことばも残した香月泰男。

壁には、彼の残した、いつの時代にも胸に沁みいる言葉たち。


太陽はいつも絶対に美しい。


わたしには家族がある。
わたしは国より家族のほうが大切であると思う。


知り得て美しさの増すものもあろうが、
未知のままの方が美しいものが多くある。


本当に大切なものは何なのか。

何をして生きていきたいのか、問いかけられているような気がしました。
(なーにをしーてーいーきるー♪)



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こちらの画像はお借りしました。館内から外を臨む。




さて、時間は戻りますが、美術館に行く前の腹ごしらえ。

すぐ近くにあるマクロビのごはん屋さん。酔っ払い

本日の玄米菜食ランチ



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顔を上げれば、こんな風景。

身近にある、「私の地球」



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心も身体もすっきりしたところで、


家に帰って制作もしましたよ。ウインク

しばらく悩んでたものの結論を出したり、

オーダーいただいてるものの大きさを決めたり。



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あと、思わぬ所から嬉しいご注文が舞い込んだり。デレデレ

なんだか、いい日だな〜。



もみじ



ブログも読んでるリア友さんに、「イベント行く時は前もって教えて!」と言われてたんで、ご紹介。(前日になってゴメン!)


今週末は、岡山でこんなんありますよー。ウインク

お馴染み「モイズム」さん「海猫」さんも出店されます!

たーのしみー



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我が家は早朝出発らしいです。チーン
(寝たまま乗ってていいって言われました…どうやって乗り込むのか。)




今日もダラダラ書いちゃった。
裂織記事の割合、減る一方だわー。




読んでくださって、ありがとうございました



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