先日の天龍梅花駅伝のパンフレットの表紙
に書かれていたキャッチコピーが、
常山蛇勢(じょうざんのだせい)
でした。
中国の故事に由来し「隙がないこと」の
意味だそうです。
(常山に住んでいる両頭の蛇は、頭を攻撃
すれば尾で反撃し、尾を攻撃すれば頭で
反撃し、体を攻撃すれば頭と尾で反撃する
ことから、隙が無い)
駅伝大会のキャッチコピーとしては言葉選び
のセンスが卓越していて感服しました。
昨日は長野県下伊那郡の天龍村において
第54回天龍梅花駅伝 が開催され、計測
工房でタイム計測を担当させていただき、
私・藤井が計測ディレクターを務めさせて
いただきました。
天龍村。
長野県の南端に位置し、天竜川を抱く峡谷
にあります。この駅伝は全長36km(6区間)
ですが、山間部を走り、平坦な部分はほぼ
なく、アップダウンが続くタフでハードな
駅伝大会です。
毎年、招待チームとして高校駅伝の雄・
佐久長聖高校が参加します。
(佐久長聖高校は2024年の全国高校駅伝
の優勝校です)
招待チームも通常通りに順位がつく真剣勝負
です。とりわけ長野県内の強豪ランナーが
集っています。
スタート前。
111チームが一斉にスタート。
なお、今大会ではタスキに装着されたIC
チップによってタイム計測をおこないました。
今大会では全6地点の計測をおこないました。

こちらは第1中継所です(ゲストハウス満月屋前)。
地面にはタイム計測用アンテナマットが
設置してあります。
(計測工房スタッフK氏撮影)

こちらは第2中継所です(龍泉閣前)。
地面にはタイム計測用アンテナマットが
設置してあります。
(計測工房スタッフK氏撮影)

こちらは第3中継所です(平岡ダム)。
地面にはタイム計測用アンテナマットが
設置してあります。
(計測工房スタッフI氏撮影)
第4中継所でのタスキ渡し風景。
(計測工房スタッフI氏撮影)

こちらは第4中継所です(阿南町御供商店街)。
地面にはタイム計測用アンテナマットが
設置してあります。
(計測工房スタッフS氏撮影)
第4中継所でのタスキ渡し風景。
(計測工房スタッフS氏撮影)

こちらは第5中継所です(味覚小屋前)。
地面にはタイム計測用アンテナマットが
設置してあります。
(計測工房スタッフT氏撮影)

フィニッシュ地点です(旧天龍中学校)。
地面にはタイム計測用アンテナマットが
設置してあります。

全6区間の駅伝で、計6ヵ所の中継所の
タイム計測をおこなっています。
すべての地点からリアルタイムでデータ
を受信し処理をおこないます。上記写真の
記録室(旧天龍中学校)にて我々が計測
オペレーションをおこないました。

50数年前にこの駅伝が発案された当時は
走る人が本当に少なく、第1回大会は参加
わずか8チームだったそうです。
今やこの南信州の奥地の天龍村の駅伝大会
に100チーム以上(700~800人)のランナー
が参加し、人口が1,000人の村にとっての
一大行事になっており、天龍村に一年で一番
多くの人々が集まる日となっています。
村にとっての一大行事という重みを知るゆえ、
今年も役割を果たすことができたことに安堵
しています。
長野県下伊那郡の天龍村で開催されている
天龍梅花駅伝 の計測を私が担当させていた
だくのも16年目になりました。
16年間も天龍村に通っていると、気付くこと
も多々あります。
この駅伝大会には昭和の香りが随所に色濃く
感じられ、何ともノスタルジックで「大切
にしたいなあ」と思わされます。
天龍村は「秘境」や「龍の隠れ棲む里」と
称される山間部に位置することが、意図せず
とも古いものを現存させたと感じます。
計測の仕事の副産物として「各地の風習」
や「人々の習慣」を観察し考察することが
私の楽しみでもあります。
今週末(2025年2月15-16日)の
計測工房は2大会です。
2/15(土)
Burton Mystery Series(スキージャム勝山)
(福井県) 大野
2/16(日)
(長野県) 藤井
昨年(2024年)の天龍梅花駅伝より。
山間部を走り、平坦な部分はほぼなく、
アップダウンが続くタフでハードな
駅伝大会です。
昨日は静岡県富士宮市におきまして、
第75回富士宮駅伝 が開催され、計測
工房でタイム計測を担当させていただき、
私・藤井が計測ディレクターを務めさせて
いただきました。
富士山を望む富士宮市において、市役所
を発着し、白糸の滝(駐車場)で折り返す
6区間32.7kmの公道を使う大規模な駅伝
大会です。
コースの特徴としては、この高低差をご覧
いただく通り、スタートから1区、2区、3区
はひたすら上り。
そして白糸の滝で折り返してからの4区、5区、
6区はひたすら下りという駅伝です。
スタート兼フィニッシュ地点の富士宮市役所
です。地面にはタイム計測用アンテナマット
が設置してあります。
スタート前。
午前10時に200チームが一斉スタート!
なお、今大会ではタスキに装着された
ICチップにてタイム計測をおこないました。
第1中継所のタカラヤ前です。
地面にはタイム計測用アンテナマットが設置
してあります。
(計測工房スタッフI氏撮影)
第2中継所の北山駐在所東側です。
地面にはタイム計測用アンテナマットが設置
してあります。
(計測工房スタッフH氏撮影)
第2中継所でのタスキ渡し風景。
(計測工房スタッフH氏撮影)
第3中継所の白糸の滝駐車場です。
地面にはタイム計測用アンテナマットが設置
してあります。
(計測工房スタッフU氏撮影)
第3中継所でのタスキ渡し風景。
(計測工房スタッフU氏撮影)
第4中継所の下条駐在所西側です。
地面にはタイム計測用アンテナマットが設置
してあります。
(計測工房スタッフU氏撮影)
第5中継所のタカラヤ前です。
地面にはタイム計測用アンテナマットが設置
してあります。
(計測工房スタッフI氏撮影)
富士宮市役所内の記録室にて、計測オペレ
ーションをおこないました。
全6区間のデータをリアルタイムで集計して
いきます。また、賞状も出力します。
地元に根付いた大規模な駅伝大会の富士宮
駅伝。今年は中央大学が大会新記録で優勝し、
上位5位までを箱根駅伝出場大学が占めるなど
上位チームのレベルは高いです。
伝統の盛大な駅伝大会が今年も無事に開催
されたこと、そしてその場において役割を
果たせたことを嬉しく思います。