第18回たかやしろトレイルランニングレース(2日目) | 計測工房社長・藤井拓也のブログ

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マラソン大会などのスポーツイベントのタイム計測のプロフェッショナル、株式会社 計測工房の社長である藤井拓也のブログ。

昨日と今日の2日間、長野県木島平村にて
第18回たかやしろトレイルランニングレース
が開催され、計測工房にてタイム計測

を担当させていただき、大野が計測ディレ

クターを務めさせていただきました。

私・藤井はサポート役として従事しました。

 

 

地域のシンボルである標高1351mの

高社山(こうしゃさん)の山頂まで駆け上

がって下りてくるという12km±1200mの

山岳レースです。

トレイルランニングの黎明期である2007年

から始まっていて、今年で18回目を迎えま

した。

コロナ禍でも一度も中断しませんでした。


大会コンセプトを公式サイトから引用

します。

トレイルランニングブームもあり、長距離

を走るレースが多くなってきた中で、私たち

はこの10km前後の距離にこだわります。

地元小中学生、ビギナー、エリート、様々

な人が自然の中を笑顔で駆け回るその姿

こそトレイルランニングの未来があると信じ

ているからです


この大会の決定的な個性として、地元の

クロカンスキー選手の中高生がオフシーズン

の練習として大勢参加していることが挙げら

れます。メインレースの12kmレースの参加者

のうち半数が中高生です。

そしてキッズレースも合わせると日本一、参

加者の平均年齢が低いであろう山岳レース

なっています(子供専門の大会は除きます)。

 

 

大会2日目の本日は、メインレースの12km

レースとキッズレースが実施されました。

 



会場は木島平スキー場。スタート兼フィニ

ッシュ地点にはタイム計測用アンテナマット

が設置してあります。

 

 
キッズレースからスタート。キッズレース
だけで200人以上のエントリー。
未就学児から6年生まで、7レースに分か
れて実施されましたが、写真にある未就学児
の部はトレランでは非常に珍しいです。
 
 
キッズレースのフィニッシュシーン。
なお、今大会では参加者の皆さんの

ゼッケンに装着されたICチップにて

タイム計測をおこないました。

 

 

フィニッシュした選手には各自のタイム
と順位の印刷された完走証が発行されま
した。
 
 

そしてメインレース12kmの様子。

 

 

今大会は12kmというショートレースながら、

山岳の面白さが凝縮されています。

 
・スタートからゲレンデ登り。
・登山道に入ってひたすら山頂まで登り。
・山頂からトラバース区間となり、
 小刻みにアップダウンを繰り返す。
・名物「もののけトレイル」。
 鬱蒼と茂った森の中のシングルトラック
 を駆け下る。

・林道の下りへ。

・下りきって終わりではなく、ゲレンデ

 トラバース区間があり、登り返しあり。

・最後はゲレンデを駆け下ってフィニッシュ。

 

12kmの距離の中に変化とパンチが利いて

いて、全力で走ると本当にきつくて楽しい

レースです。

 

 

 

12km男子総合6位入賞者の表彰式風景。

左端が優勝した関真二選手。

 

 

12km女子総合6位入賞者の表彰式風景。

左端が優勝した小林千佳選手で2連覇。

 

 

計測テント兼完走証発行所。

大野が計測オペレーションをしました。

 

 

NPO法人インサイドアウトスキークラブ

さんが主催する今大会。

地元の飯山・木島平でアウトドアスポーツ

の普及活動をされています。

 

インサイドアウトスキークラブさんに

ついてはこちらの記事が詳しいです。

こちら

 

インサイドアウトスキークラブさんによる
年に一度の「祭り」である今大会。
参加者の過半数が子供たちの大会ということ
もあって、明るく楽しく盛り上げる雰囲気は
最高です。
 
これまで18回という歴史を繋いできました。
今大会を計測させていただくようになり
9年目になりますが、いつまでも「祭り」を
継承して欲しい珠玉の大会です。