人間万事塞翁が馬 | 計測工房社長・藤井拓也のブログ

計測工房社長・藤井拓也のブログ

マラソン大会などのスポーツイベントのタイム計測のプロフェッショナル、株式会社 計測工房の社長である藤井拓也のブログ。

本日は 関東インカレ のハーフマラソンを

計測させていただきましたが、計測工房と

しては2021年からご依頼をいただき4年目

です。

 

関東インカレは関東の大学で陸上をやって

いる学生にとってはチームとしての最大級の

目標と呼べる大会です。

出場する選手だけでなく、出場しない部員も

一丸となってサポートや応援をおこない、

これぞ部活動という大舞台です。

 

かつての私自身も関東インカレでその経験を

してきたので、関東インカレへの思い入れは

強く、懐かしさを禁じ得ません。

 

大学を卒業して26年が過ぎましたが、自分で

創業した会社が関東インカレから必要とされ

る会社になれたということは、極めて感慨深い

ものがあります。

 

しかもご依頼をいただけるようになったのが

2021年からで、その年はコロナ禍だったゆえ

の特殊事情があったからでした。

本来、関東インカレのハーフマラソンは本日

のように大会の本体と同一会場で実施されます。

しかし道路を使う特性上と、大学駅伝ファン

の皆さんが沿道に大勢いらっしゃることから、

コロナ禍においては「無観客試合」を実施する

ため、2021年はハーフマラソンはクローズド

された別会場で実施されたのでした。

別会場実施に伴う人員的、運営的な事情から

その年のハーフマラソンのタイム計測を弊社

にご依頼くださり、以後、引き続きご依頼を

いただくようになりました。

 

あの艱難辛苦のコロナ禍のおかげで関東イン

カレの場に従事させていただくようになった

ということは、人間万事塞翁が馬、禍を転じ

て福と為す、禍福は糾える縄の如し、という

ことなのだと実感せざるを得ません。

 

また、そういう機会をいただける大前提とし

てそれまでの積み重ねがあったことは言うま

でもなく、日々の積み重ねがいかに力を発揮

するのかを痛感しますし、日々の積み重ねに

邁進する大切さを改めて思います。