昨日と本日、長野県の白馬村におきまして
SKIMO(山岳スキー)日本選手権 白馬大会
が開催されました。計測工房にてタイム
計測を担当させていただき、私・藤井が
計測ディレクターを務めさせていただきま
した。
2026年のミラノ・コルティナ冬季オリン
ピックから正式に採用されるのがSKIMO
(山岳スキー)。
大会2日目の本日はオリンピック種目となる
スプリントがおこなわれました。
スプリントは獲得標高70mほどのゲレンデ
を登って降りて来るレースです。
登りはスキー板を履いて登る区間と、板を
脱いで登る区間に分かれます。
レースは3~4分で終了し非常にスピード感
があります。
スプリントはまず予選から。
予選は20秒おき1人ずつのスタート。
予選のタイム上位12名が準決勝に進出します。
なお、選手の皆様の膝下に装着していただく
アンクルバンドにICチップが入っています。
準決勝と決勝は1組6名の一斉スタート。
ここからは着順の勝負です。
準決勝を勝ち上がった6名が最後の決勝
に進みます。
レースの様子。
シニア女子の優勝は田中友理恵選手。
田中選手は2018年平昌五輪と2022年
北京五輪に2大会連続でバイアスロンで
出場されており、今度はSKIMOに転向
しての3大会連続五輪を狙います。
シニア男子の優勝は平林安里選手。
平林選手はプロのマウンテンバイク選手
で2022年全日本チャンピオンです。
(→参考)
女子の田中選手にしても男子の平林選手
にしても他競技の出身選手であるところが、
SKIMOが新しい競技であることを物語って
います。
今回、フィニッシュ地点にはタイム計測用
アンテナケーブルを雪中に埋めて計測を
おこないました。
シニア女子の表彰式風景です。
シニア男子の表彰式風景です。
私がオペレーションした記録室の様子。
役割を果たすことが出来て安堵しました。