第17回SKIMO(山岳スキー)日本選手権(2日目) | 計測工房社長・藤井拓也のブログ

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マラソン大会などのスポーツイベントのタイム計測のプロフェッショナル、株式会社 計測工房の社長である藤井拓也のブログ。

昨日と本日、長野県の白馬村におきまして

SKIMO(山岳スキー)日本選手権 白馬大会
が開催されました。計測工房にてタイム

計測を担当させていただき、私・藤井

計測ディレクターを務めさせていただきま

した。

 

2026年のミラノ・コルティナ冬季オリン
ピックから正式に採用されるのがSKIMO
(山岳スキー)。

 

大会2日目の本日はオリンピック種目となる

スプリントがおこなわれました。

 

 

スプリントは獲得標高70mほどのゲレンデ

を登って降りて来るレースです。

登りはスキー板を履いて登る区間と、板を

脱いで登る区間に分かれます。

レースは3~4分で終了し非常にスピード感

があります。

 

 

スプリントはまず予選から。

予選は20秒おき1人ずつのスタート。

予選のタイム上位12名が準決勝に進出します。

 

なお、選手の皆様の膝下に装着していただく

アンクルバンドにICチップが入っています。

 

 

準決勝と決勝は1組6名の一斉スタート。

ここからは着順の勝負です。

準決勝を勝ち上がった6名が最後の決勝

に進みます。

 

 

レースの様子。

 

 

シニア女子の優勝は田中友理恵選手。

田中選手は2018年平昌五輪と2022年

北京五輪に2大会連続でバイアスロンで

出場されており、今度はSKIMOに転向

しての3大会連続五輪を狙います。

 

 

シニア男子の優勝は平林安里選手。

平林選手はプロのマウンテンバイク選手

で2022年全日本チャンピオンです。

(→参考

 

 

女子の田中選手にしても男子の平林選手

にしても他競技の出身選手であるところが、

SKIMOが新しい競技であることを物語って

います。

 

 

今回、フィニッシュ地点にはタイム計測用

アンテナケーブルを雪中に埋めて計測を

おこないました。

 

 

シニア女子の表彰式風景です。

 

 

シニア男子の表彰式風景です。

 

 

私がオペレーションした記録室の様子。

役割を果たすことが出来て安堵しました。