野沢トレイルフェス2020 | 計測工房社長・藤井拓也のブログ

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マラソン大会などのスポーツイベントのタイム計測のプロフェッショナル、株式会社 計測工房の社長である藤井拓也のブログ。

昨日と本日の2日間に渡って長野県の

下高井郡の野沢温泉村におきまして、

野沢トレイルフェス2020 が開催され、

計測工房でタイム計測を担当させていた

だき、高橋が計測ディレクターを務めさせ

ていただきました。

 

今大会は北信濃トレイルフリークス(KTF)

さんの主催大会です。

 

今回はコロナ禍での開催ということで当然

さまざまな対策がなされました。

 

まず、従来は1日で開催されていましたが、

土曜日に大人のロングの部とショートの部、
日曜日にキッズの部と2日間に分けた開催
になりました。2日間合計で850名余りの参
加者が集いました。
 
 

従来は当日のスタート前にリアルで実施

されていた競技ブリーフィングは、事前に

YouTubeにて配信されました。→こちら

 

 

会場も変更になり、従来よりもスペースの
確保できる野沢温泉村オリンピックスポーツ
パークが会場となりました。FESの大会名
にピッタリの開放的な空間です。
 
 
参加者には大会2週間前から多人数での
飲食や、カラオケ等いわゆるクラスター発生
源とされる場所に行かないこと、そして大会
1週間前からの毎日の検温記録の提出が
義務付けられ、さらに当日の受付でもスタッ
フからの検温を受けた上でゼッケンが交付
されました。
 
 
今大会は、本来はゴンドラで山頂駅まで
上がって、山頂からスタートして一気に
駆け下るという国内では珍しいダウンヒル
コースが最大の特徴だったのですが、今年
はコロナ禍とは関係なくゴンドラ工事の都合
により、山麓をスタートし、登って下りてくる
というベーシックなスカイランニング形式
のコースとなりました。
写真はロングの部(33km)の高低図。
33kmで累積標高差1850mとなります。
 
 
レース形式の最大の変更点は一斉スタート
からウェーブスタートに変更になったことです。
30人ずつ3分おきにスタートという形式に
なりました。スタート時はこのように間隔を
確保して整列します。
 
 
記念すべき最初のスタートは、ロングの部の
男子招待選手の皆さん。今回は業界的に
久しぶりの大きな大会とあって日本のトップ
選手が集結し豪華なレースとなりました。
 
 
ウェーブスタートのメリットとしてスタート時
の密集を避けられることがありますが、スタ
ート時に会場の選手やスタッフからじっくり
と注目と応援をしてもらえるということが
あります。
逆にデメリットは、最終的な順位がすぐに
は確定しないということがあります。
 
 
今回の計測ポイントは2ヵ所で、1つは会場
のスタート兼フィニッシュ地点。
地面にはタイム計測用アンテナマット
設置してあります。
なお、参加者のゼッケンに装着された
ICチップにてタイム計測をおこないました。
 
 
もう1つの計測地点はコースの最高標高と
なる毛無山の山頂地点。(標高1650m)
(大会前日の準備中に撮影)
 
 
毛無山の山頂通過地点。地面にはタイム
計測用アンテナマットが設置してあります。
(大会前日の準備中に撮影)
 
山頂の通過情報は、Wi-Fiの電波を介して
リアルタイムで会場の計測テントに集約
しました。
 
 
注目のロング男子の部、優勝はやはり
2019年のスカイランニング世界王者の
上田瑠偉選手でした。(大野撮影)
 
 
そしてロング女子の部、優勝はスカイ
ランニング国内バーティカルの女王の
吉住友里選手でした。(大野撮影)
 
 
 
なお、通常はフィニッシュ後にゼッケンから
計測チップをスタッフが回収しますが、コロ
ナ禍の接触回避のために計測チップは
参加者自身がセルフ脱着でした。
 
 
完走証発行所です。
 
 
フィニッシュして計測チップを外した参加者
はこちらで完走証を受け取りました。
 
 
今回はウェーブスタート形式のため全ての
参加者がフィニッシュしないと最終順位は
確定しません。したがって完走証には順位
は印刷されません。
当日の夜にリザルトは大会ホームページに
掲載されましたので、そこを見て最終順位
を確認することになります。
 
 
完走証に添えられたこのメッセージ・・・
走ってくれて有り難う!!
やっぱレースって最高ッスね!!
間違いないです。
 
 
計測テントでオペレーションをする高橋
 
 
入賞者への賞状はプロの書道家さんに
よる手書きです。KTFさん主催大会の
目玉の1つです。
 
 
ロング男女優勝者だけに授与される
素晴らしい優勝盾はアーティストさんの
手作りです。
 


なお、KTFさんの大会は基本的に土曜日
開催で、従来はレース後にアフターパーティ
が実施され参加者同士の交流を図るのが
恒例ですが(写真は過去の野沢トレイル
フェスでのアフターパーティ)、今回はコロ
ナ禍のためアフターパーティは実施されま
せんでした。
 
 
今回のロングの部のスタート前の招待
選手のフォトセッションです。
左端が大会実行委員長でKTF代表の
大塚浩司さん。
右端が大会プロデューサーの山田琢也
さん。
 
大塚さん、山田さん達、北信濃トレイル
フリークス(KTF)さんはコロナ禍において
多くの大会が中止を余儀なくされる中、
対策を実施した上でこうして大会は開催
できるのだという実例を示されました。
トレイルランニング界、スカイランニング界
の炎を絶やさないためにという並々ならぬ
情熱と覚悟を感じました。
もちろん大会終了後、2週間程度の経過
観察は必要になりますが、クラスター感染
が発生しなければ(発生しないでしょう)、
1つの成功事例として他の大会にも道標
になることでしょう。
 
 
そしてKTFさんのこの大会が計測工房に
とって6ヶ月ぶりの計測大会になりました。
KTFさんとのお付き合いは9年目になります
が、コロナ後の計測第1号大会にふさわしい
クライアント様でした。