伊能忠敬とその師匠 | 計測工房社長・藤井拓也のブログ

計測工房社長・藤井拓也のブログ

マラソン大会などのスポーツイベントのタイム計測のプロフェッショナル、株式会社 計測工房の社長である藤井拓也のブログ。

子供の教科書に伊能忠敬が取り上げられて

いました。

 

Wikipediaによると、

寛政12年(1800年)から文化13年(1816年)

まで、17年をかけて日本全国を測量して

『大日本沿海輿地全図』を完成させ、国土

の正確な姿を明らかにした。

とあります。偉大な先人です。

 

今回、子供の教科書であらためて知ったの

ですが、忠敬は50歳までの前半生は商人

として成功した人生を歩み、隠居生活へ。

50歳からの後半生で学問の道へ。

師事した高橋至時(よしとき)は忠敬の19歳

も年下の人物でした。

そして後年、忠敬が全国測量の長い旅路

に出ている最中、年下の師匠である至時

のほうが先に亡くなっています。

 

(Wikipediaより)

忠敬は死の直前、「私がここまでくることが

できたのは高橋至時先生のおかげである

から、死んだあとは先生のそばで眠りたい」

と語った。そのため墓地は高橋至時と同じく

上野源空寺にある。

 

自分よりも19歳も年下の師匠を心から敬愛

し、そしてその年下の師匠が先に亡くなり、

自分も師匠と同じ墓地で眠っている忠敬。

 

忠敬自身の偉業は、まさに歴史に残る偉業

でありますが、その文脈には素晴らしい師匠

の存在があったことを知りました。

 

今日は深堀りする時間がないのでここまでに

しますが、忠敬の人生からは学ぶべき点が

多くあることを子供の教科書から知りました。