伊豆トレイルジャーニー2016 | 計測工房社長・藤井拓也のブログ

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マラソン大会などのスポーツイベントのタイム計測のプロフェッショナル、株式会社 計測工房の社長である藤井拓也のブログ。


昨日は伊豆トレイルジャーニー2016

が開催され、計測工房でタイム計測

を担当させていただき、私・藤井

計測ディレクターを務めさせていただ

きました。

静岡県の伊豆半島の、松崎町、

西伊豆町、河津町、沼津市、伊豆

市の5市町村にまたがって、伊豆

半島の海と山を縦断する71kmの

ロングのトレイルランニングレース。
まさにジャーニー。

1,800人のエントリーがある人気大会

となっています。

 


大会コンセプトを公式サイトから

引用します。

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伊豆半島の宝である、自然、歴史、

文化を理解・尊重し、それらと共生

したトレイルランニングおよび地域

の持続可能な発展に貢献する。

伊豆半島の人々はその昔から豊か

な自然の恩恵と時には猛威を受け

ながら自然と共に生きてきました。
火山活動に影響されたコンパクト

かつ変化に富んだ地形、そして多様

な生態系は、古には弘法大師が

修験の場として使用し、近年では

豊かな自然を感じる場として様々な

人々に活用され親しまれてきました。
私たちはこの自然と歴史に恵まれた

伊豆半島を『トレイルランニングの

醍醐味(自身の限界への挑戦・内面

との会話・自然との一体感など)』を

体感して頂ける場として活用する事

で、トレイルランニングと地域の発展

に貢献する事を目指します。
そしてわたしたちは現在だけなく

未来の世代に対しても継続可能な

方法で活動を行ってゆきます。
継続的な発展のためには環境保護

は不可分の部分ととらえ、決して

分離して考えません。
またトレイルランナーだけではなく

伊豆半島に関わるそれぞれの立場

の人々を尊重し、様々な意見に配慮

し対話を重ねてゆく事こそが伊豆

半島においてのトレイルランニング
および地域の持続可能な発展に繋

がってゆくと考えます。

大会コンセプト:

「新しい伊豆の旅の創造」
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150113-4
スタート地点は松崎港。

海からスタートするトレイル大会と

いうのも伊豆ならでは。
(以前のロケハン時に撮影)



まだ夜明け前の師走の朝6時にスタ

ートします。地面にはタイム計測用

アンテナマットが設置してあります。



スタート! 71kmの長い旅路へ。
なお、今大会では選手の皆さんの

ゼッケンに装着されたICチップ

計測をおこないました。


今大会ではスタート、フィニッシュの

ほかに、途中4地点の計測があり、

全6地点の計測です。



こちらはW1の宝蔵院。
この苔むした、お地蔵様はとても

良い雰囲気です。(前日撮影)


150315-21
W1宝蔵院。地面にはタイム計測用

アンテナマットが設置してあります。

(2015年画像)



A1黄金橋。地面にはタイム計測用

アンテナマットが設置してあります。

(計測工房スタッフI氏撮影)

 

 

携帯電話が圏外の地点もあり、

衛星携帯を使用してデータを送り

ます。(計測工房スタッフI氏撮影)

 

 

各計測地点ではリアルタイムに

計測をおこない、そのデータは

WEB速報&人数管理システム

TRAIL SEARCH」に反映されて

いきます。




A2仁科峠。地面にはタイム計測用

アンテナマットが設置してあります。

(計測工房スタッフU氏撮影)


 

A2を通過するランナー。

(計測工房スタッフU氏撮影)

 

 

A2エイド風景。

(計測工房スタッフU氏撮影)

 

 

A2付近。伊豆らしい植生の稜線を

走る今大会のハイライト区間。

(計測工房スタッフU氏撮影)

 



コース途中、仁科峠から船原峠に

至る稜線からは富士山も。

このコース中盤の稜線が非常に
伊豆らしいと思います。



A3土肥駐車場。地面にはタイム

計測用アンテナマットが設置して

あります。

(計測工房スタッフK氏撮影)

 

 

A3からの眺望。

伊豆半島は海と山の地。駿河湾が

一望できます。遠くには雪を戴いた

南アルプスも見えます。
(前日撮影)

 

 

各計測地点でのオペレーション機材。

 

 

A3を通過するランナー。

(計測工房スタッフK氏撮影)

 

 

A3エイド風景。

(計測工房スタッフK氏撮影)

 



フィニッシュ地点は伊豆市修善寺

の修善寺総合会館。地面には

タイム計測用アンテナマットが設置

してあります。



フィニッシュ脇に設置された計測

テントで計測オペレーションをおこ

ないました。



男子優勝は牛田美樹選手でした。
6時間54分33秒でのフィニッシュ。




優勝した牛田選手を、今大会の

コースプロデューサーであるプロ

トレイルランナーの鏑木毅 さんが

出迎えます。



女子優勝は大石由美子選手でした。
8時間42分44秒でのフィニッシュ。




フィニッシュした選手の皆さんには

各自のタイムと順位の印刷された

完走証が配布されました。


 

それぞれのジャーニーを終えての

フィニッシュ。

 

 

鏑木さんが完走者を出迎えます。

 

 


レースの制限時間は14時間。
夜20時までフィニッシュは続きます。



今大会のコースプロデューサーは

プロトレイルランナーの鏑木毅 さん。


 

そして大会の総合プロデューサー

の千葉達雄さん。

 

12月は気候が安定しており、伊豆の

魅力が存分に味わえる71kmの旅。

海と山、ここでしか味わえない贅沢

なトレイルです。

 

 

This is timing man.
We are professional timing man.
Born this way.
This is an everlasting journey.


今回も一期一会の貴重な仕事の
機会を頂戴したことに感謝です!
この現場が次の現場に繋がり
ますように。