昨日は山梨県南巨摩郡身延町
にて 第4回身延山・七面山修行走
が開催され、計測工房にてタイム
計測を担当させていただき、私・
藤井が計測ディレクターを務め
させていただきました。

第2回大会までは身延山・七面山
トレイルランニングレースという
大会名で、修行走は2つ名でした
が、そのあまりのハードなコース
やコンセプトから、第3回大会から
修行走が正式大会名となっている
極めてユニークな大会です。

ロングコース(36km)は、身延山
(標高1153m)と七面山(標高
1982m)の2つの山にアタックし、
とにかくコースは上りか下りしか
ないという超ハードなコースで、
気持ちよく走れるフラットな個所
や緩やかな個所はないそうです。
ロングコースは累積標高差が
2700m。特に七面山参道は標高
差1200mを一気に駆け上がる
ので、いわゆるスカイランニング
の「バーティカル」の要素も入って
います。トレランのマゾヒスト達
をうならせ、まさに「修行」の名
にふさわしいレース、それがこの
「修行走」です。

この大会を象徴するのが日蓮宗
総本山である身延山久遠寺 の
三門。スタート直後にこの三門を
くぐり抜けていくという、日本で
ここでしか出来ないレース。
身延山久遠寺の三門は、日本
三大門の1つ。(残り2つは京都の
南禅寺と知恩院)
身延山久遠寺は大会特別協賛
として全面的なご協力を頂いて
います。
身延山、七面山というエリアは
日蓮宗の「聖域」です。聖域を
走ることができるトレランレース。
仏教とトレランが融合した、ここ
にしかないオンリーワンの大会
と言えるでしょう。

身延山(標高1153m)。
七面山(標高1982m)。
七面山は日蓮上人が身延に移り
住む前は「甲斐修験道」という
修行をする山の一つだったそうで、
現在でも日蓮宗では珍しいそうで
すが、山岳修行の形態を色濃く残
しており、修行の山として多くの方
から信仰を集めています。
(以上、大会ウェブサイトより)
・・・という大会のはずだったのです
が、今回は大会4日前にまさかの
11月の降雪。コース上に雪が積も
り、安全面の配慮から予定されて
いたレースが開催できなくなって
しまいました。そこで急きょ、代替
レースとして、「身延山三門から
身延山山頂・思親閣までの≪直登
行者コース»でのバーティカル
レース」として開催されることに
なりました。距離は5.5km、累積
標高差は+900mという、まさに
スカイランニングのバーティカル。
スタート地点の仲町駐車場です。
もともとはロング、ショートの2つの
部門がありましたが、今回は全員
が同じ距離、«直登行者コース»で
のバーティカルを走ることになり、
スタートは全員一斉ではなく、
6人ずつ20秒間隔でのウェーブ
スタート方式になりました。
スタートから500mほどの三門が、
計測開始地点です。地面には
タイム計測用アンテナマット。
なお今大会では参加者の皆さん
のゼッケンに装着されたICチップ
にて計測しました。
今回は、ここを通過した時から
フィニッシュ地点を通過するまで
のネットタイム方式です。
三門を通過していくランナー。
登りへ。
フィニッシュ地点は身延山山頂・
思親閣です。(前日撮影)
標高は1153mにあります。
思親閣からの富士山。(前日撮影)
当日の朝は見事な雲海が。
(計測工房スタッフH氏撮影)
フィニッシュ地点です。地面には
タイム計測用アンテナマット。
(計測工房スタッフH氏撮影)
(計測工房スタッフI氏撮影)
フィニッシュ脇の計測テントから、
メイン会場の仲町駐車場まで
データを送ります。
(計測工房スタッフI氏撮影)
今回はウェーブスタートのネット
タイム方式なので、見た目では
順位がわかりません。
全員がフィニッシュしてから順位
付けをおこないます。
今回の山頂フィニッシュへの機材
の搬送はロープウェーのお世話に
なりました!
まで下山した選手の皆さんには
各自のタイムと順位の印刷された
たという意味の「満行の証」と名
付けられています。この満行の証
の完走証、オンリーワンのデザイン
だと思います。ちょっと真似できま
なった仲町駐車場の記録室です。
今大会のアドバイザーはプロトレ
イルランナー 石川弘樹さん。
石川さんは幾つかの大会でプロ
デューサーやアドバイザーをして
いますが、奇しくも石川さん大会
の中で初めてのバーティカルレー
スとなりました。
前日の前夜祭では、石川さんと
招待選手の皆さんによるトーク
セッションもおこなわれました。
今回、男子で最も速かったのは
招待選手の上田瑠偉選手。
33分19秒で駆け上がりました。
なお表彰式で、上田選手に授与
された龍のトロフィーですが、
身延山の工房で作られた逸品。
同じく女子で最も速かったのは、
招待選手の大石由美子選手(右)。
43分0秒でした。
今年の龍のトロフィーも見事な品
ですが、毎年優勝者だけに授与
される逸品が格別です。
映水さん書による大会コースマップ
の掛け軸。(2014年)
山の神のオリジナルトロフィー。
身延山の仏師さんが彫った逸品。
の小松氏はトレイルランナーであり、
本業が僧侶であられます。自らを
TRAIL MONKと名乗る小松上人の
存在が、このオンリーワン大会の
要であり、この地に仏教とトレラン
の融合をもららしていると感じます。
ぜひ顔を出して修行気分を!
This is timing man.
We are professional timing man.
Born this way.
This is an everlasting journey.
今回も一期一会の貴重な仕事の
機会を頂戴したことに感謝です!
この現場が次の現場に繋がり
ますように。

























