娘は生後3ヶ月を迎えました。今日は一日、娘と過ごしていましたが、娘と過ごす
のが今の私の一番のリラックス法ですね(笑)。
さて、昨日読了した本です。
”世界一の職人”・岡野雅行 さん(岡野工業 )の「学校の勉強だけではメシは食えない! 」
です。その生き様を一言で表現すると「痛快!」に尽きる岡野さん。以前、別の著書も拝読
させていただきましたが、本書も非常に痛快でした。
・安定か不安定かで仕事を選ぶより、まずは自分が本当にやりたいことを見つける。
・社会に出たら、わざとはみ出して、人のやらないことをやらないと成功できない。
・金型を作るときには(通常は引く)図面を引かない。図面を引くとそこに描かれたもの
はきちんとできるが、図面以上のものは出来ない。
・人間関係で一番大切なのは最後は義理人情。
・人が寄り付かない人は「こっちに来るな」オーラを出している。周りからかわいがられる
人は言葉ではうまく言えないその人の人間性を持っている。
・世渡り上手というのは、いい関係を作りながら、しっかりと自分を主張できること。
・たくさんの人に寄って来てもらうには、まず目立たなくてはいけない。そのためには、
なにかひとつ特技を持つこと。
・情報は(仕事上の守秘義務があること以外では)惜しみなく出す。とにかく人と多く
接して、風通しをよくすること。(情報が入ってきて、また出て行くということ)
・情報はお金と同じで、使わなければ宝の持ち腐れ。最大限に活かしていれば、
巡り巡って再び自分のところへ帰って来る。
・何事も20年やって一人前。
・ただがむしゃらに頑張るだけでなく、ちゃんと世渡りを学びながらまじめに努力すれば
必ず儲かるようになる。
・岡野工業では「安すぎて誰もやらない仕事」と「技術的に難しくて他の誰にもできない
仕事」しかやっていない。
・好きなことをいつまでも続けたいなら独立する。サラリーマンではできない。
・お金のことは考えない。年商がいくらで貯金がいくらあるのかも知らない(全部、
奥さん任せ)。職人はお金のことを考えて仕事をしてはいけない。
・見積もりはしない。いいものを作るのにいくらかかるかなんて作ってみないとわからない。
・目の前の仕事さえきちんとこなしていれば、お金なんてあとからついてくる。お金を追い
かけるとお金は逃げていく。仕事を追いかければ、お金は嫌でもついてくる。
・安くて誰もやらない仕事も工夫すれば儲かる。
・技術的に難しい仕事の場合、成功する可能性が6割以上あれば引き受ける。
・トップが独裁者でないといいものが出来ない。
・岡野工業は6人の従業員体制を守っている。会社の体質が太らないように6人体制を
意地するのも大変な努力が必要。
・成功の秘訣は、失敗すること。
・面倒で苦しいからこそ仕事は楽しい。誰にでもできる仕事はやらない。
・もうハイテクの時代は終わった。これからはローテクの時代。
・何かがないときはまず頭を使う。そうすれば必ず、ないなりのやり方が見えてくる。
・たいていの悩みは、目の前のことを片付けずに理屈で考えているから苦しい。
とりあえず手を動かしていれば、そのうちパッと解決方法が浮かんでくる。
・岡野工業に営業担当なんていない。仕事が向こうからやってくる。
表面上は極論に見える節もありますが、しかし本質をずばり教えてくれる本だと思います。
激しく共感できるポイントも多々ありました。
計測工房が目指す方向性のヒントとして岡野工業の姿というのも大いに参考にさせていた
だけるものです。
