私の職業は計測ディレクターですが、計測ディレクターにとって最も大切なことは
総合力だと考えています。知識、技術、経験、ノウハウなどはもちろんのこと、
理解力、統率力、判断力、交渉力、最後には人間力が問われると考えています。
(人間力。これはどんな職業でも最後に問われるのではないかと思いますが)
タイムを計測するという仕事は機械やシステムの仕事だと思われがちかも
知れませんが、私は一度たりともそのように考えたことはなく、すべては人と人との
仕事だと考えています。だからこそ計測工房では、計測ディレクターを前面に
出してやっていきます。この価値観を伝え広めていくことが私の使命ですね。
昨日読了した本、
京セラ
とKDDI
の創業者、稲盛和夫さんの「稲盛和夫のガキの自叙伝」です。
もともと日経新聞の「私の履歴書」欄に連載されたものを加筆修正された著書です。
・10人や20人の規模なら会社はファミリーとして強い一体感を持ってやっていける。
しかし、それ以上に規模が拡大したとき、このファミリー経営を続けるために考えた
のが、各工程を1つの企業のように独立採算で運営するアメーバ経営である。
・残業という概念そのものがなかった共産主義のソ連においてさえ、京セラ現地法人を
進出させた際に現地社員を京セラ化して、必要があれば居残って仕事をするように
変革することが出来た。
これらのエピソードにはハッとさせられました。
稲盛さんの著書は他にも数冊拝読させて頂いていますが、経営者としてというよりも
人間としての正しい道を追求された結果、稀代の名経営者となられた今の稲盛さんが
おありになるのだということが再認識させられますね。