本日は、米軍横田基地 で開催されましたフロストバイトロードレース のタイム計測を担当しました。
この大会は普通のマラソン大会とはかなり趣向の異なる大会で、市民ランナーの間では人気が高い
大会です。今回も約7,000人の参加がありました。
選手にとっては、まず基地に入場するところから一苦労です。事前に送付されている参加通知書と、
写真付きの身分証明書がないと入場することが出来ません。なおかつ、金属探知機によるボディ
チェックと手荷物検査を受けて初めて、入場完了です。
基地の中のアメリカンな雰囲気が堪能できます。写真はメイン会場のハイスクール(基地の中の高校)
の体育館と、その前に設置された軍用トレーラーによる即席ステージです。米兵の手作りのハンバーガー
やケーキの屋台が並んでいたり、開会式で日米の国歌斉唱があったりと、日本の大会とは雰囲気が違います。
参加賞がスウェット(トレーナー)なのです。普通のマラソン大会だとTシャツとかタオルという参加賞が
多いのですが、この大会はしっかりとした(米国企画)のスウェット(トレーナー)がもらえるのが人気です。
今年は初めてフードの付いたパーカータイプでした。これがもらえて参加料金は4,500円ですから、
お得な感じがします。
で、私の仕事の本題。
これがゴール地点です。地面にはいつものように計測用のアンテナマットが設置してあります。今回は、
選手のシューズに取り付けるICチップ(ICタグ)を使用しました。
ここが今回の私の仕事場、記録室です。ここは先ほどの画像にあった体育館の中のトレーニングジムです。
周囲にトレーニングマシンが並んでいる中、テーブルを置いてパソコンやプリンタを設置しています。
今回の業務は、クライアント様(大会主催者)がアメリカ人であることのやりとりの難しさ・文化の違いや、
大会会場のレイアウト上の難しさ(選手受付ブースとゴール会場が離れていること)などがあるのですが、
(詳細は割愛しますが)仕事は順調に終了しました。
さて最後に、大会名のフロストバイトとは、どういう意味かご存知でしょうか?
これ、「しもやけ」という意味なのです。直訳すると「しもやけマラソン大会」とでも言いましょうか。
1年で一番寒い時期に開催されていますので、このような大会名になったのでしょうかね???