本日は国立競技場にて業務。
明日ここで開催される、陸上競技&ロードレースの複合イベントのタイム計測の仕事の準備でした。
都内の大会の場合、前日の作業を終えたあと、帰宅できるのがいいです。地方に行った場合は必ず
宿泊を伴いますが、やはり帰宅できるのとでは生活上かなり違いますね。
秋と言えばスポーツの秋ですが、本当に日本人は10~11月にスポーツをする民族です。とにかく
1年間に開催される市民マラソン大会のうち約30%の大会は、10~11月に集中しているという統計も
あります(前勤務先に在職中に私が分析しました)。ということは、タイム計測の会社にとっては、
稼ぎ時であり繁忙期であり、毎週毎週、仕事があるわけです。事実、今年の私のスケジュール
も10~11月の日曜日(と、その準備をする土曜日)は、ほぼ全て埋まっています。
一般的な感覚からすると、土日に仕事をするのだったら、その分、平日は休めるのだろうと思われる
と思います。まあ理屈上はそうなのですが、この時期は我々のようなタイム計測会社は実際は平日も
ほとんど休めないですね。この時期は、休みがほとんどない生活が続きます。休みが取れない理由は
一言で言えば、この時期はどの会社も、キャパシティオーバーの仕事をこなさなければいけないから
です。繁忙期に合わせたキャパシティを持っていれば良いのでしょうが、そうなると閑散期に無駄や余剰
が生まれて利益を圧迫することになります。この話はまた次の機会にでも詳しく・・・。
休みがない生活というのは、色々な意味できついです。一般的な土日が休みの会社員の生活や、
自営業やお店でも定休日やローテーションで休みが決まっている生活というのを、私自身は経験した
ことがないので比較はできないのですが・・・。
もっとも、一般論ですが社長になると365日24時間、会社に対しての全責任を負うわけですから、
そういう意味では、休みがない生活を当たり前に経験していることは、社長業をするにあたっての
免疫にはなるでしょうか(笑)。