現実が見えない | 双極性障害

双極性障害

双極性障害と診断されて

双極性障害に限らずだと思いますが、精神障害の状態では、現実が見えなくなります。



これを、現実検討能力の欠如とでもいうのでしょう。



まずわかりやすいのが、妄想です。

頭の中であり得ないことをどんどん考えてしまい、現実との区別がつかなくなります。

いいこともわるいことも。です。



漫画やドラマで、現実逃避しそうになったキャラクターに「おい!目を覚ませ!」などと言うのを見たことがありますが、あんな感じでイっちゃいます。




また、私は幻聴だけですが、知人は幻覚もあり、幽霊のようなものを昼間でも「あ、いる」とか普通に言います。




自分が実際にこうなるまでは、信じなかったし、むしろ考えたことすらなかったのですが、自分が人もいない部屋で話し声が聞こえたのでいろいろ調べていくと、どうやら脳がそうさせることがあるようです。




そして、いったん現実が見えなくなると、それを修復するには、まず自分がおかしいと気付き、さらにかなり時間を割いて現実がどうなのかを考える必要があります。



自分の場合は、職を失い時間ができた中で半年以上かけていますが、まだ半分程度しか現実が見えていないと感じています。