躁状態では様々な罪を重ねてしまいます。
これは、法的な罪のみでなく、人道的な罪も含みます。
罪の意識は普通の人同様にあるのです。
むしろ、此の手の障害になる人は、ピュアな人が多いので、より持っているかもしれません。
躁状態が終わり鬱状態に入ると、罪の意識がどんどん膨らみ押しつぶされそうになります。
法的な罪なら未だしも、人道的な罪は許されないことがほとんどです。
謝罪しようにも、謝罪も拒否されるような事態に陥っています。
ここで、今後繰り返さない為に、どうしていくべきか考えると、普通の人とは多少対応がことなると思います。
まず、罪のすべてを真っ正面から受け止めることは避けます。
これは、自殺を避けるためです。
そして、反省しないことにならないか?繰り返さないか?です。
ここが、双極性障害を脳の病気と捉える事にする大きなメリットなのですが、医学的な対応で対処しちゃうのです。
そして、双極性障害なので仕方なかった、と考えます。
もし、双極性障害を認めない場合、
自分は頭がおかしい。
今回は予想外のことで変になったからしょうがなかった。
今回こうなった(きっかけ)を二度と起こさないようにしよう。
と、簡単にいうとこんな感じでしょうか。
また別の予想外のことが起こると、また変になります。
双極性障害を受け入れると、
(きっかけ)で躁状態になった。
終わったことは仕方ない。繰り返すのでは問題なので、医学的に対処する。
ということになります。
また予想外の(きっかけ)が起きても投薬などで安定していれば繰り返さない可能性が大きいです。