48 Hour Film Project | TIMELYスタッフblog.

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テレビ業界、現場でのエピソードや
タイムリーで働くスタッフ達の日常、ひとり言を不定期で綴っていきます!

7月からゴルフを始めたのは良いですが、

コースデビューをする前に、出口の見えない迷路デビューしてしまった中西です。

何事も簡単には行かないですね...。

 

ゴルフはさておき、みなさんは48 Hour Film Projectというコンペディションをご存知でしょうか?

 

“48 Hour Film Projectを簡単に説明すると

(一部OSAKA 48 Hour Film Project 2016公式HPから抜粋)

脚本、撮影、そして編集と、すべての映画製作の過程を48時間以内で行い、1本の短編映画を完成させるという、他に類を見ない過酷で刺激的な映画製作コンペティションです。
48 Hour Film Projectは2001年以来、世界各地の都市で開催され、2014年度は五大陸120都市で開催、6万人近い参加者によって4千もの映画が作られました。
2016年には世界約130の都市で開催され、各都市のコンペティションでは、最優秀作品“Best of City Film”が選ばれ、その都市の代表として世界各都市の代表と競います。
そして、その中から選出された10作品は、カンヌ映画祭短編映画部門で上映されます”

 これに加え、作る映画のジャンルをコンペディション開始の当日に抽選で決める上に、

同じくその日に発表される登場人物の名前(九十九丈・九十九詩)・職業(ウェディングプランナー)・小道具(耳かき)・セリフ(よし、ごまかそう)を本編に盛り込まないといけないというコンペディションです。

 

昨年に引き続きタイムリーとしてだけではなく、普段からお仕事しているプロダクションの皆さんにも、多数ご協力頂きこのコンペディションに参加しました。

 

今回はシングルファザーの家族をテーマにしたシナリオです。

主役でお父さん役を演じて頂いたのは、プロジェクト コアの海道力也さん。

長男役は、劇団東俳の河崎脩吾君 。

末っ子は、劇団ひまわりの渡邉陽彩ちゃん。

 

そして僕と打合せをしているのが、長女役で劇団ひまわりの清水美沙さん。

 

限られた時間の中で、シナリオを理解して役に入り込み、

撮影前には、本当の家族のような雰囲気作りをしてくれた皆さんに、

凄く助けて頂きました。

 

 

真ん中に陣取っているのは、撮影助手のラスボス宇徳。

みんな表情が真剣です。

 

今回、僕は監督を担当させて頂きました。

陽彩ちゃんの頭の賢さと癒しパワーに、現場の大人達もやられっぱなしです(笑)

特に僕は。

 

制作チームは案の定、徹夜で撮影に挑んだので、終始、半無重力状態でした。

 

ステディーにC300MarkⅡをつけ奮闘する坂口カメラマン。

この角度はかなりしんどそう・・・。

 

 ワイヤレスフォーカスでシビアに調整する宇徳助手と

お父さんの演技を興味津々で見る陽彩ちゃん。

照明は(株)イデアさん。絶妙なライティングで場を作ってくれました。

 

竹中取締役も徹夜で小道具のお弁当と、

大量にいるスタッフと役者のお昼ご飯を作ってくれました。

 

中央はおでん。

徹夜で仕込んだおでんだけに、出汁をよく吸っててメチャうまでした。

撮影後の編集作業でも、僕たちにエネルギーをくれました。

 

おにぎりにおでんに惣菜も多数あり、選びたい放題、食べ放題の、

バイキング状態でした。豪華すぎる!!

 

撮影終了後に、家族そろって記念撮影。

これで撮影が終わってしまうのかと思うと、

寂しくなってしうぐらい、皆さん本当に素敵な役者さんでした。

 

最後にみんなで記念撮影。

海道さんの左後ろのスーツ姿の方は、

お題にあるウェディングプランナーで九十九丈役の、

プロジェクト コア門谷正理さん。

今回バタバタ過ぎてあまり写真がないので伝わりにくいかもですが、

過酷な中でもすごく楽しい現場でした。

楽しいと言っても48時間で短編映画を作るのは、1年で1回で十分ですが(笑)

 

また後日、48 Hour Film Project第2弾ブログを書けたらと思います。