スキミング犯罪の調査結果と予防対策
スキミング予防対策はブログの後半で↓↓
2014年3月12日
スキミング被害に遭い、VISAカードの暗証番号通知が実家に届くまで身動きとれないので、しばらくプエルトイグアスの街に数日間滞在することにした。イグアスの街自体は観光客が多く、比較的治安も良い気がする。
銀行に連絡を取るために携帯のSIMカード(500円ほど)を買った。銀行から調査結果を連絡するのに電話が必要とのこと。スカイプではだめらしい。。。しかし、そのカードはなぜか使えない。スタッフ曰く、ブエノスアイレスに行けば繋がるらしい。。本当なのか??(結局、ブエノスで試したが使えなかった!)
気分転換にこの街で人気のJack Buck's Cafeに行ってみた。。大好きなコーヒーではなく、マテ茶を注文。イグアス周辺が有名なマテ茶の産地らしい。かなり苦みが強いが、慣れると結構いける。中が筒抜けのスプーンを使って飲む。アルゼンチンの人はみなオシャレなマイカップを持っていて、お土産屋さんでもたくさん売られている。
親からの暗証番号の電話待つ間、旅の情報やたまっていたブログを書き進める。
3月13日
昨晩はお金のことが気になってぐっすり眠れなかった。
昨日少し話をしたイギリス人の老夫婦デイビッドとロスが、
「もし良かったら一緒に朝食を食べないか?」
と声をかけてくれた。スキミングで気持ちが沈んでいる時の、彼らの優しさが胸にしみる。デイビッドはイギリス訛りの英語でひたすら話し続けている。ときどきジョークを飛ばす。ロスはいつも横でクスクスと笑っている。とても素敵な夫婦だった。彼らのおかげでトラブルから気を紛らわせることができた。
お昼過ぎにスタッフの一人が私に話しかけてきた。
スタッフ:「たく、昨日からずっとパソコンに向かいっぱなしだけど、ちゃんとご飯は食べたの?」
私:「フルーツを食べたから大丈夫だよ、ありがとう。」
スタッフ:「だめだよ、そんなんじゃ!お金かしてあげるから、もっとしっかりしたものを食べてきなよ。」
親切な言葉に感謝している。しかし、まだ財布に1000円ほど残っていたので、我慢することにした。できるだけ友達に迷惑はかけたくない。
夜はパスタを作ることにした。たった200円。突然の貧乏生活だが、私生活を見つめ直すのには良いかもしれない。
3月14日
デイビッドとロスがブエノスアイレスへ行ってしまった。彼らは私にとても優しくしてくれた。気落ちしていた私に毎日会うたびに声をかけてくれた。またいつかイギリスに彼らに会いに行きたい!
彼らだけでなく、スタッフのみなさんも私の心配をしてくれる。その温かい気遣いがに胸が熱くなる。。。
無駄な出費はできないので、この日も旅の情報集めとブログ書きに時間を費やすことにした。
ホステルのスタッフが教えてくれたバスターミナルにあるバイキングに行ってみることに。バイキングはたいていサラダバーがあるので、不足したビタミン補給に最適!これでたったの250円ほどだった。
3月15日
朝早く、母親から連絡が入った!
暗証番号が届いたとのこと。即銀行に行き、ピンコードを入れてみる。。。
しかし、ご指定のご取引はただいまご利用できません。。。って何?
違う銀行で試してみたが、ダメだった。。。
なぜ?
あわててエポスカードの会社に電話する。どうやらキャッシングのサポートが準備できてなかったとのこと。5分から10分で使えるようになるらしい。半信半疑で再び銀行へと向かう。
慎重に片手でキーボードを隠しながら暗証番号を入力。
希望額を選択。
お金が出てきた!!
ホステルに戻り、スタッフと抱き合って喜んだ。おろせなかった時のことを考えると恐ろしい。とりあえず一安心。これでもう少し旅が続けられる。
ちなみに2週間後に新生銀行に連絡があり、銀行の方で引き出された金額と場所が特定できたとのことだ。
被害額は約10万円(1日で引き出せる限度額)。
引き出された場所はイグアスではなく、なんとリオディジャネイロ(ブラジル)!!
ちなみに私がスキミング被害に遭った際に、Facebookに書き込みをした。すると、同じ被害に遭った友達が数人コメントしてくれた。ブラジル、ボリビア、イタリアで被害にあったそうだ。ネットで調べるとフランス、グアテマラ、ヨルダン、マレーシア、そして日本でも。。。
世界中の至る所でスキミング被害が。。。
やはり南米で圧倒的に多かったのはブラジル!
これらの被害は近年増加傾向にある。
スキミングを防ぐためには、どうすればいい?
①銀行の中のATMを使用する(セキュリティが駐在していて、ビデオも設置してある場所)。駅などのATMは避ける。
②暗証番号入力する際は手で隠し、後ろからもしくは隠しカメラからも見えないように注意する。周りに怪しい人がいないかも確認。
③怪しいものが設置されていないかチェックする。(ATMの周りに、小さなビデオやカード読み取り機など)
④人ごみを避ける。スキマーという機械をかばんにあてて中に入っているカード情報を読み取ることができるらしい。
⑤カードを利用した際に、確認メールが届くように設定しておく。(被害を最低限に抑えるために。私の友人は引き落とされたことに気付かずに40万円失った。)
明日は待ちに待ったブエノスアイレスに移動だ!!
プエルトイグアスのホステル
Hostel Bamboo
ドミトリー1泊110ペソ。wifiはサクサク繋がる。バー有り。スタッフはとてもフレンドリー(スキミング被害の時いろいろお世話になった)。荷物は無料で預かってくれる。朝食はパン、ケーキ、コーヒー、紅茶、ジュースが食べ飲み放題。部屋が夜中クーラーでかなり寒いのでブランケットは必要だ。
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2014年3月12日
スキミング被害に遭い、VISAカードの暗証番号通知が実家に届くまで身動きとれないので、しばらくプエルトイグアスの街に数日間滞在することにした。イグアスの街自体は観光客が多く、比較的治安も良い気がする。
銀行に連絡を取るために携帯のSIMカード(500円ほど)を買った。銀行から調査結果を連絡するのに電話が必要とのこと。スカイプではだめらしい。。。しかし、そのカードはなぜか使えない。スタッフ曰く、ブエノスアイレスに行けば繋がるらしい。。本当なのか??(結局、ブエノスで試したが使えなかった!)
気分転換にこの街で人気のJack Buck's Cafeに行ってみた。。大好きなコーヒーではなく、マテ茶を注文。イグアス周辺が有名なマテ茶の産地らしい。かなり苦みが強いが、慣れると結構いける。中が筒抜けのスプーンを使って飲む。アルゼンチンの人はみなオシャレなマイカップを持っていて、お土産屋さんでもたくさん売られている。
親からの暗証番号の電話待つ間、旅の情報やたまっていたブログを書き進める。
3月13日
昨晩はお金のことが気になってぐっすり眠れなかった。
昨日少し話をしたイギリス人の老夫婦デイビッドとロスが、
「もし良かったら一緒に朝食を食べないか?」
と声をかけてくれた。スキミングで気持ちが沈んでいる時の、彼らの優しさが胸にしみる。デイビッドはイギリス訛りの英語でひたすら話し続けている。ときどきジョークを飛ばす。ロスはいつも横でクスクスと笑っている。とても素敵な夫婦だった。彼らのおかげでトラブルから気を紛らわせることができた。
お昼過ぎにスタッフの一人が私に話しかけてきた。
スタッフ:「たく、昨日からずっとパソコンに向かいっぱなしだけど、ちゃんとご飯は食べたの?」
私:「フルーツを食べたから大丈夫だよ、ありがとう。」
スタッフ:「だめだよ、そんなんじゃ!お金かしてあげるから、もっとしっかりしたものを食べてきなよ。」
親切な言葉に感謝している。しかし、まだ財布に1000円ほど残っていたので、我慢することにした。できるだけ友達に迷惑はかけたくない。
夜はパスタを作ることにした。たった200円。突然の貧乏生活だが、私生活を見つめ直すのには良いかもしれない。
3月14日
デイビッドとロスがブエノスアイレスへ行ってしまった。彼らは私にとても優しくしてくれた。気落ちしていた私に毎日会うたびに声をかけてくれた。またいつかイギリスに彼らに会いに行きたい!
彼らだけでなく、スタッフのみなさんも私の心配をしてくれる。その温かい気遣いがに胸が熱くなる。。。
無駄な出費はできないので、この日も旅の情報集めとブログ書きに時間を費やすことにした。
ホステルのスタッフが教えてくれたバスターミナルにあるバイキングに行ってみることに。バイキングはたいていサラダバーがあるので、不足したビタミン補給に最適!これでたったの250円ほどだった。
3月15日
朝早く、母親から連絡が入った!
暗証番号が届いたとのこと。即銀行に行き、ピンコードを入れてみる。。。
しかし、ご指定のご取引はただいまご利用できません。。。って何?
違う銀行で試してみたが、ダメだった。。。
なぜ?
あわててエポスカードの会社に電話する。どうやらキャッシングのサポートが準備できてなかったとのこと。5分から10分で使えるようになるらしい。半信半疑で再び銀行へと向かう。
慎重に片手でキーボードを隠しながら暗証番号を入力。
希望額を選択。
お金が出てきた!!
ホステルに戻り、スタッフと抱き合って喜んだ。おろせなかった時のことを考えると恐ろしい。とりあえず一安心。これでもう少し旅が続けられる。
ちなみに2週間後に新生銀行に連絡があり、銀行の方で引き出された金額と場所が特定できたとのことだ。
被害額は約10万円(1日で引き出せる限度額)。
引き出された場所はイグアスではなく、なんとリオディジャネイロ(ブラジル)!!
ちなみに私がスキミング被害に遭った際に、Facebookに書き込みをした。すると、同じ被害に遭った友達が数人コメントしてくれた。ブラジル、ボリビア、イタリアで被害にあったそうだ。ネットで調べるとフランス、グアテマラ、ヨルダン、マレーシア、そして日本でも。。。
世界中の至る所でスキミング被害が。。。
やはり南米で圧倒的に多かったのはブラジル!
これらの被害は近年増加傾向にある。
スキミングを防ぐためには、どうすればいい?
①銀行の中のATMを使用する(セキュリティが駐在していて、ビデオも設置してある場所)。駅などのATMは避ける。
②暗証番号入力する際は手で隠し、後ろからもしくは隠しカメラからも見えないように注意する。周りに怪しい人がいないかも確認。
③怪しいものが設置されていないかチェックする。(ATMの周りに、小さなビデオやカード読み取り機など)
④人ごみを避ける。スキマーという機械をかばんにあてて中に入っているカード情報を読み取ることができるらしい。
⑤カードを利用した際に、確認メールが届くように設定しておく。(被害を最低限に抑えるために。私の友人は引き落とされたことに気付かずに40万円失った。)
暗証番号入力は慎重に!
南米の治安の悪さは強盗や窃盗だけではない。スキミングという恐ろしい犯罪があるということ心に留めて旅していただきたい。
ホステルで出会ったニューヨーク出身のおばあちゃん。もう5年も旅を続けているそうだ!
明日は待ちに待ったブエノスアイレスに移動だ!!
プエルトイグアスのホステル
Hostel Bamboo
ドミトリー1泊110ペソ。wifiはサクサク繋がる。バー有り。スタッフはとてもフレンドリー(スキミング被害の時いろいろお世話になった)。荷物は無料で預かってくれる。朝食はパン、ケーキ、コーヒー、紅茶、ジュースが食べ飲み放題。部屋が夜中クーラーでかなり寒いのでブランケットは必要だ。
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怪しいサイトに飛んだりしないのでご安心ください。。。(笑)

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